ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

GpenPro Gペン プロ Grenco Science

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<第三弾>

Gpen Pro/Gpen pro

(クリックGrenco Science社 本家サイトに飛びます)

Grenco Science、本家のサイトをかなり入念に探してもどの国のどういったブランドなのか情報が乏しいのですが、Google Mapで「Grenco Science」で検索するとパラグアイに本社があるらしきことがわかります。

一時は今回レビューしているGpen proとBoundless CFCとで、ミドルレンジ非着香ならGpen pro、着香ならBoundless CFCと並び称される時がありました。(それも2018年初頭頃、つい最近の話です)

しかし、GrencoはGpen pro以後、高評価のヴェポライザーを輩出することができず、その間Boundless technologyはBoundless CF, CFX, Teraと比較的評価の高いヴェポライザーを世に送り出し続け(CFC2.0でコケてますけど)、ブランドとしての評価が開きつつあるような印象を受けます。

 

このGpen pro自体はミドルレンジのヴェポライザーの中では非着香シャグでの喫味が濃厚で評価の高いヴェポライザーかと思います。

***注意***

Grenco Scienceは意図的か何なのか分かりませんが、商品名が混同しやすく紛らわしいです。評価が高いのはGpen proです。このレビューの商品です。

国内でZookaとして販売されている、OEM品はG Proです。これはあまり良いとは言えません。

もうひとつGpenというのがあります。これはシャグをコイルで焼くタイプで電子パイプに近いものです。

Gpen pro, Gpen, Gproの少なくとも3種類がありますので、よく確認なされたほうがよろしいかと思います。

 

近日中にGrenco ScienceはGpen Novaという超ポータブル製品を販売します、これもまたレビューを行う予定です。

 

[ 結論先取り このレビューに書かれていること ]

・Gproじゃないよ、Gpenでもないよ、Gpen proだよ、間違って買わないように!!

・非着香濃厚でうめぇ、着香系(特にフルーツ系)は苦手

・コンパクトさ素敵

・バッテリーもうちょっとなんとかならんかね

・マウスピースのゴム臭さが苦手という方が散見されます

・チャンバーからマウスピースの距離が近く、舌焼けする方が散見されます

・すでにハイエンド持ってる人が検討してもいいヴェポ

・ここならもっと安いよ(後述)

 

[外観]

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ちょい長スティックのりサイズ

手に収まるハンディ感、胸ポケットにもすんなり収まる、73グラム

マウスピース以外はメタリックな質感でチープさはない、剛健な感じ

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マウスピースとチャンバー、これでも掃除したんですがスイマセン

チャンバーは深い円筒状

 

[性能]

Micro USB給電

パフボタン(葉っぱマーク)を5回クリックで起動、自動ヒートアップ

葉っぱマーク長押して温度調整、インジケーターランプの色で温度がわかります

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青:190度

緑:204度

赤:220度

・ヒートアップタイム 25度 → 204度:40秒

・セッションタイム:4分

 

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[喫味]

<非着香 チェシャグ赤:温度グリーン>

キックが強く濃厚、苦味やわずかな甘みなどがバランス良く味わえる、酸味は少ない

ミストも程よく出て、吸い終わりの満足感が大きい

ハイエンドにも遜色ない喫味

(ハイエンドの定義は微妙ですが、ひとまず所持してるDavinci IQ, PAX3, Firefly2, Solo2あたりを想定してます)

 

<着香 コルツグリーンティー:温度グリーン>

吸い始めこそグリーンティー特有の酸味と美味み、甘みが感じられますが、

中ほどからはそれらは消え、軽めの非着香のようなフレーバーに変わります

コルツグリーンティーらしさは消えますが、ブラインドで吸ったら優しく美味しい非着香という印象になるのかも

 

<着香(?) アンホーラリッチアロマ:温度グリーン>

キックがそこまで強いわけではないのですが、わずかな甘みと美味みを伴う

柔らかくて口当たりのいい喫味が長続きします、上品

これ以上の喫味を出してくれるのは所持してるヴェポライザーだとFirefly2ぐらい

 

<非着香 バイオリン:温度グリーン>

最初こそ特有のかつお節テイストが鼻につきますが、

その後はさほど強くないキックと柔らかい口当たりのいいフレーバーが広がります

ミストが非常に多いので吸ってる感を満喫できるのと、キックの少なさの割に

吸い終わった後のニコチンのクラクラ(ニコクラ)は強い

喫味を楽しめる時間(セッション中のピーク)が割と長続きします

 

[メンテナンス、使い勝手]

マウスピースが少し変わった構造をしているので幾分掃除はしにくいです、シリコンパーツを外して丸洗いして、吸い口から水を吹き出すと簡単

チャンバーも深いため、空焚き→イソプロパノールの綿棒グリグリが手早い

シャグポンはシャグを詰めすぎなければぼちぼちできますがピンセットや金属耳かきがあると便利がいい

 

[バッテリー]

最大のデメリットはバッテリーの貧弱さ

緑ランプ、チェーンで約8回、長い時間のドライブには向かない

ファンの中には「バッテリーが乏しいなら複数買えばいいじゃない」

という富豪的な考え方をする人もいますが、そうでない私はモバイルバッテリーの購入をおすすめします

ヴェポライザーは割と入力アンペアがシビアな製品があるので

ANKER製のPowerIQ(製品に合わせてアンペア調整してくれるやつ)の安いのがあれば安心だと思います

この辺とか

この辺とか

(上記リンクは当サイトのamazonアフィリエイトリンクになります、注意)

 

[ここなら安いよ]

Grenco Science製品もあまり値引きの情報はありません

(以下サイトは当サイトと利害関係はありません)

 

本家 Grenco Science

89.95 USD + shipping(9,901円〜)

 

てまきや

国内で数少ない、安価にヴェポライザーを購入できる優良店舗

10,800円+送料(〜1000円) 残8  (2018/5/18)

 

Planet of the vapesはsold out, namaste vaporizersも送料考えると割高です

 

[さいごに]

家の中で吸うたびに充電する、あるいはモバイルバッテリーと共に外出するというスタイルであれば、非着香の濃厚さ、Boundless CFCと比べた堅牢さ、破損報告の少なさ、コンパクトさ、どれをとってもあまり不満のない名機と言えます。

ただし、構造はチャンバー直下に基板を配していますので、リキッドやグリセリンを多用すると基板の損傷リスクは高いと言えそうです。

バッテリーの貧弱さは苦言を呈したいところですが、コンパクトさを維持するための犠牲と考えれば致し方ない気もします。

様々にヴェポライザーを買い集めているベテランもGpen proを使用する機会は(頻度の差こそあれ)あるということなので、喫味に関しては満足のいく機種でしょう。

 

なお、世の中に様々なヴェポライザーが販売されておりますが、シャグとヴェポライザーの組み合わせで「Gpen proが一番好き」と答えてらっしゃる方がおります、息の長さを感じさせます

この記事について何かご質問や相談、間違いの指摘などありましたらお気軽にコメントいただければと思います。

 

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[ユーザー 生の声]

・私が一番うまいと思っているgpen proの味に(PAX 3の喫味を)近づけるべく試行錯誤を繰り返しています。(湖ルツさん)

・シャグのコスパとてもいい(ゴリラさん)

[関連記事]

Gpen proを分解、修理された猛者(jomoさん)がおられました。その方の修理にいたるまでの過程は非常に参考になるかと思います。

喫味の比較、ヴェポライザーの特色の違いという観点で、Boundless CFCとGpen proを比較した記事を書きました

地雷と言われているGペンも購入しレビューしてます、興味のある方はどうぞ

記 2018/5/18

記事更新 2018/11/10