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<第六弾>
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LVSmoke社製ヴェポライザー Flash、以前はVapeを主に開発していたメーカーですが、2017年以降立て続けに新作を世に送り出しています。
その中で、安いからというだけの理由で手を出したLVSmoke Flash。
(私信;34のおっさんです、32のおっさん元気にしていますでしょうか)
海外のレビューを見ると、様々な理由であまり評価は高くはありません。評価が高くない理由の検討、それでも美味く使ってみる方法を検討してみます。
[結論先取り このレビューに書かれていること]
・安い
・バッテリーがカタカタいって安っぽい
・割と珍しいパススルー対応
・レビュー 1.2/5は酷評すぎると思う
・選択するシャグで喫味が非常に大きく左右されます
・起動するたびに温度設定がリセットされるのはとても不便
・バッテリー、メンテナンス、掃除のしやすさは標準的
[外観]
太めのスティックのりサイズ、上から順にパフボタン、温度1度up、温度1度down
マットラバーとプラスチックからなる構成、軽くて安っぽい。
チャンバーとマウスピース、チャンバーは深底円筒、マウスピースはマグネットで固定、マグネットは便利がいいです
振ると内蔵バッテリーがカタカタいいます。安っぽい。
[性能]
・軽めの81.4グラム
・MicroUSB給電(パススルー対応;給電したまま吸える)
・パフボタン5クリックでon、任意の温度に設定し(180-446F)、パフボタン長押しでヒートアップ
・ヒートアップタイム:60F → 400F 40秒(実測)
・加熱開始から5分で1セッション(任意温度に上昇してからのスタートではありません)
・バッテリー:1600mah, 8セッションが限界
・電源off後は設定した温度が初期化されます(446Fスタート)
[喫味]
<非着香 チェシャグ 赤 温度:400F>
ドローの軽さが際立ち、チェ赤の苦味と辛味(渋み)が強いです。チェ赤の旨みは乏しい。美味くないです。口がピリピリして痛い。
<非着香 MAC BAREN MIXTURE Scottish Blend(パイプ葉) 温度:400F>
酸味、甘みが芳醇で、ミストも多く香り豊かです。5分1セッションのうち4分以上濃厚な喫味が続き、キックも強く満足感が大きい。美味い!紙巻タバコに近い喫味です。
最後の1分はシャグが乾燥しきってしまいピリピリとした苦味に変わります。こうなったらケチるのはやめてoff。
<着香 コルツグリーンティー 温度:400F>
酸味は割とよく出るのですが、コルツグリーンティーに期待する甘みや旨みは若干乏しいです。チェ赤で感じた辛味(渋み)はグリーンティーでは少ないですが、終盤はやはり苦さが強くなってきます。吸えるのは3分前後。
<着香(?) アンホーラ フルアロマ(パイプ葉) 温度:400F>
アンホーラ フルアロマで通常感じる上品で柔らかく豊かな喫味は、このヴェポでは味わえません。軽くて薄くてスカスカ、次!
<着香(?) アンホーラ ブラックキャベンディッシュ(パイプ葉) 温度:400F>
軽い薄い苦い、次!
<非着香 ダンヒル ミクスチュア 965(パイプ葉) 温度:400F>
軽くて薄くてスカスカです。
<着香 ダニッシュ ブラックバニラ ミクスチュア(パイプ葉) 温度:400F>
ミストが多く、バニラの香りは乏しいながらしっかりとしたキックがあり、さほど不愉快でない辛味と若干の旨みがあります。程よい満足感がありますが、全体的には薄い。
<非着香 Samuel Gawith Commonwealth Mixture(パイプ葉) 温度:400F>
ラタキアの香ばしさや複雑な苦味の表現は全体的に薄く、キックはあるものの満足感は中程度。残念ながら(高いこの葉を吸うなら)別のヴェポライザーを使いたいです。
<非着香 バイオリン 温度:400F>
ミスト多く、(自分が若干苦手な)カツオ節のような臭みが乏しく、一貫して濃い喫味で吸えます。キックが強く紙巻タバコに近い喫味。
[メンテナンス、使い勝手]
マウスピース、チャンバー共に標準的なコンダクションと同じような掃除の仕方になります。濡らした綿棒でグリグリでいいんじゃないでしょうか。
シャグポンは手巻きシャグならば稀にうまくいきます、ただし手巻きシャグを吸うことは(個人的には)ありません。パイプ葉でのシャグポンはほぼ不可。
[ここなら安いよ]
FastTech 31.18 USD + 1.12 USD(Total 32.3 USD, 3528円)
国内通販なら楽天市場がありますが4,980円とまだまだお高い・・(アフィ注意)
[さいごに]
シャグによって評価がかなり大きく変わるヴェポライザーです。アンホーラやダンヒルを吸っている時は、暗澹たる気持ちでただただニコチンを摂取しているだけでしたが、Mac Baren Mixtureやバイオリンではミドルレンジの喫味を超え、ハイエンドに迫る喫味を出します(ただし強い主観)。
このレビューを書いた時点で20回以上モクモクしていましたので、他のユーザーが言うプラ臭、ケミ臭はすでに消えていました。
非着香なら非着香、着香なら着香でどのシャグでも安定した喫味を出すのが良いヴェポライザーの条件であるなら、このヴェポライザーは決して良いヴェポライザーとは言えませんが、Mac Baren Mixtureを吸った時の「ついに見つけた」の感動は並々ならぬものがありました。
まだまだ相性のいいシャグが隠れてるに決まっています。是非情報をお寄せいただければ幸いに思います。
(32さん、Mac Baren Mixtureためしてみて!)
この記事について何かご質問や相談、間違いの指摘などありましたらお気軽にコメントいただければと思います。
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サイズ的に近いのはPulsar APX V2あたりでしょうか、値段と質にだいぶギャップがある感じはしますが
価格的に近いのはAiristech製品ですが・・2000円での販売ってのは今後なさそうな気がします。
記 2018/5/20
記事更新 2018/8/6