ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

Magic Flight Launch Box(MFLB) 8/12訂正

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<第十一弾>

Magic Flight Launch Box

(クリックでMagic-Flight社、本家サイトに飛びます)

 

Magic Flight社はヴェポライザーとしてはLaunch Boxのみを作り続けています。

 

こういう言葉があります。

ヴェポはエントリーからミドルレンジに進み、普通はハイエンドを選ぶ。

変人はFirefly2に進む。変態はMagic Flight Launch Boxを買う。と。

 

[結論先取り このレビューに書かれていること]

・手動で喫味を調節します

・小さくて可愛いやつです

・シャグの特徴を優しく柔らかく引き出します

・吸う時のバッテリー押しっぱなしは少しダルい

・ここなら安いよ

 

(以下、本機をMFLBを略します)

[外観]

外観はMFLBの一つの特徴と言えます

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レトロさというか、スチームパンクさを感じるのは自分だけでしょうか。

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加熱時、メッシュの奥に小さな着火点が見えます

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[8/12 追記] ← New!

認識に誤りがありました。MFLBにおけるこの「点灯」は、通電を視認するためのものであり、実際のところはメッシュに通電しシャグを直接加熱することで蒸気を産出しているとのことです(基本構造はAtman Hachiと同じになります)。勉強不足を恥じ入ります。

コメントいただき詳細をお伝えくださった"ウメ"さん、誠にありがとうございます。

親切に様々な情報をお伝えくださったこと、心より感謝申し上げます。

 

[性能]

バッテリーなし、マウスピースあり本体で驚異の40グラム

バッテリー:純正のバッテリーを購入するのでも良いのですが、puffitupや国内ユーザーは「エネループプロを剥けばよい」と書いております(アフィ注意)。自分もエネループプロ組です(後述)

起動:起動や電源といったシャレたものなどMFLBにはありません。電池をこう、グイッと押し込んで通電するのです、アナログです

温度:知りません。己で調節するのです

ヒートアップ:シャグの量と湿度に依存します

 

つまりアナログなのです。

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 [喫味]

 <着香 Mac Baren 7 seas Gold(パイプ葉)>

柔らかい酸味と旨味がゆっくりと舌に運ばれてきます。攪拌することで旨味に甘みが加わりますが、加熱で甘みが消えます。同じ箇所でずっと加熱すると焦げ味に変わります。

扱いがなかなか難しい。

 

<着香(?) アンホーラ リッチアロマ(パイプ葉)>

葉の風味が出る温度幅が広いためか、ある程度同じ場所で加熱していても喫味が続きます。酸味や甘みはほぼなく、柔らかい旨味が持続します。喫味はほぼ一定。やや薄い。

 

<非着香 アメスピ(オレンジ:3mg) (紙巻)>

わずかな酸味に、若干の辛味と渋みが続きます。旨味とかは少ない。

 

<非着香 チェシャグ 赤>

比較的濃厚な旨味とわずかな酸味がよく出ます。攪拌することで均質な喫味を楽しめます。これは美味い。

 

 <非着香 ラスタ チルタバコ>

チェ赤に比べて旨味や濃厚さは乏しいものの、同じ傾向の喫味です。

 

<非着香 チェシャグ シルバー>

主観ですがチェ赤より若干酸味が強い気がします。その分旨味が若干少ない。

 

[メンテナンス、使い勝手]

チャンバーのカバーをずらせばそのままシャグポンです。

エネループ プロは2400mahとのことですが、バッテリーの消耗は激しい気がします。

(5回も吸うと1本終わります)

 

通電しっぱなしだと電池が熱くなるので、そう長くは使えないのと、その都度攪拌、電池を押し付け、また攪拌というのは疲れます。

 

[エネループ プロを剥ぐ]

MFLB用にエネループ プロを使う場合(アフィ注意)、エネループ プロの外被を剥きます。外装を剥ぐだけです。この場合、ボタントップ部が+極になり、それ以外の本体部分は全てがー極になりますのでショートに気をつける必要があります(剥いた電池2本入れて袋の中にいれればコロコロしてショートして燃えます)。電池カバーなどに入れて管理すべきです。

 

[ここなら安いよ]

本家でセールを待つのが一番ではないでしょうか。定期的にセールをします。自分はセール時に本体59 USD+Shipping 8 USD(total 67 USD; 7331円)で購入しました。

 

[さいごに]

チェ赤あるいはアンホーラの喫味は割と好きです。が、バッテリーやマウスピースの管理、ずっと押しっぱなしのバッテリー、その都度攪拌する必要などを考えると、なかなか手首の疲れるヴェポライザーです。

今となっては、このヴェポラーザーをメインで使ってるユーザーはそう多くはなかろうかと思います。

 

この記事について何かご質問や相談、間違いの指摘などありましたらお気軽にコメントいただければと思います。

 

[関連記事]

手動でモクモクする機種としてはまずDynaVapのVapCapが近い気がします

こっちは電池で加熱、あっちはライターで加熱ですが

MFLBの電池押し付けがだるくて購入したのがAtman Hachiですがこれは失敗でした。コゲコゲになります。

MFLBがスイッチ式になるだけでだいぶ利便性は良くなる気がするんですけどね

→ パワーアダプターつけるとオートで楽しめるようですが、またこれ本体と同じぐらい高いなぁ・・

 

記 2018/5/27

記事更新 2018/8/9