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<第十二弾>
(クリックで本家Arizerサイトに飛びます)
初のハイエンド・レビューになります。恐縮です。
"良いヴェポライザー"とは何でしょう?
自分の基準は、こうです
重要 ←−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−→ できれば欲しい
・良い喫味 ・シャグポン ・バッテリー
・喫味の再現性 ・手軽メンテナンス ・ポータビリティ
全てを満たすヴェポライザーはありませんが、Solo2は幾つかの項目をかなり高い水準で満たします。人によってはベストに近いヴェポライザーとなるでしょう。
[ 結論先取り このレビューに書かれていること ]
・バッテリー超大容量、1日使い続けても尽きない
・瞬間的な喫味の濃さはトップレベル
・適当にシャグを入れても美味い
・喫味は長くは続かない
・ほぼ確実にシャグポン
・でかい、重い、ガラスステム割りそう
・高い
・個人的にチェ赤とコルツグリーンティーが好き
[外観]
でかい。無骨。重い。
チャンバー。数百回使ってますが汚れ少ない。
[性能]
・ずっしり 本体のみで 230グラム
・専用充電器使用
・本体真ん中ボタンと上ボタンを同時長押しで起動(分かりにくい)
・もう一度真ん中ボタンを一度だけ押してヒートアップ
・真ん中ボタン長押しでoff
・ヒートアップ 20度 → 190度 35秒
・1セッションは5分〜15分で設定可能
[喫味]
<非着香 チェシャグ 赤 190度>
チェ赤に始まりチェ赤に終わるようなブログになってしまっております。
Solo2使っててずっと思ってることなのですが、キチキチに詰めるよりも9割ぐらいのホワッの感じを残した方が、ピーク時の濃さがより濃密になる気がします。
設定温度190度になった直後、ほとんど喫味はありません。皆無。
しかし、そこから45秒もすると極めて芳醇な旨味とミスト、わずかな酸味と、えも言えぬ幸せが襲ってきます。
しかし!ピークは60秒といったところ。そこからは徐々に喫味は弱くなっていき、初めから3分もすると半減、5分後にはよわ〜い、うす〜い喫味になります(off)
sec 0 30 60 90 120 150 180 210 240 270 300
Happy 0--80--100--100--80--50--30--15--5
ヴェポの喫味レビュー書いてて「幸せ」と表現するのはきっと初めてでしょう。
喫味としてはGpen proのようなコンダクション系の、焦げ味や渋みのある濃厚さではなく、Firefly2のようなコンベクション系のクリアな喫味だと感じます。ただし、位置的にはコンベクション7:コンダクション3という感じで、キックもしっかりあります。
美味い!
<着香 コルツグリーンティー 190度>
ピークまでの時間はチェ赤とそう変わりませんが、着香フレーバーが早めに出てくるため30秒ぐらいから幸せが始まります。
弱い酸味と豊かで複雑な旨味、喉から鼻の奥に当たるキック、豊かなミスト。コルツグリーンティーをこういうフレーバーで出すヴェポライザーは思いつきません。(Firefly2はもっと透き通ったフレーバーですし、IQは焦げ味や辛味を伴うフレーバーですし)
美味い!
<着香(?) アンホーラ リッチアロマ パイプ葉 グラインダー入 190度>
普段は面倒臭がりでグラインダーを使わないのですが、Solo2に敬意を表して出切り限り細かく。(葉の保湿管理さえできるなら、ヴェポライザーに使う葉はなるべく細かくする方が喫味が良いと一般に言われます)
ピーク時、甘みが強く、その後から旨味が追っかけてくるようなフレーバーです。ピークを少しすぎると甘みは衰え、中ほどの旨味と喫味が持続します。パイプ葉だと湿度の関係か喫味が持続しますが、ピークの満足度はやや劣る気がします。
<着香 Pina Colada 190度>
最近好きなパイナップルフレーバーのシャグ。190度に達した直後ぐらいから酸味とフルーツ系の甘みがよく出ます。甘みが持続するのはごく短時間(30秒ほど)で、その後は酸味と辛味が混ざったような喫味になりますが、嫌な感じはあまりありません。全体的に爽やか。
<着香 キャプテンブラック ゴールド パイプ葉 グラインダー入 190度>
最初の最初にナッツ?フレーバーが少し香った後、辛味と強いキックが続きます。むせる、痛い。フレーバーですぎ。
<着香 ブルーノート パイプ葉 グラインダー入 190度>
バニラ系のフレーバーが最初に広がり、その後濃いミストと強めのキック、少し辛い喫味が持続します。少し僕には喫味が強い。フィルターなしのシガリロ吸ってるようなキツさ。
<非着香 バイオリン(オリジナル:青) 190度>
シャグの傾向からしてキツイのは分かってるんですが、レビューのために試喫
ミストが多く、特有のかつお節フレーバーはあまり気になりません。
が、旨味は乏しく、少し辛めのキックだけが持続する感じです。
自分には合わない。
<非着香 ラスタ チルタバコ 190度>
中ほどの旨味と中ほどのキック、ミストもほどほど。チェ赤を薄めたようなフレーバー。
<非着香 チェシャグ シルバー 190度>
チェ赤から少し酸味を抑え、しかし旨味も抑えられてしまってるようなフレーバー、クセがなく吸いやすいんですが、チェ赤を吸った後だと・・
<非着香 チェシャグ ブルー 190度>
ハーフスワレ系というんですかね?このシャグ。バイオリンより少しあのかつお節テイストは強い気がしますが、嫌な感じはしません。しかし旨味や甘みが乏しいので、個人的にはあまり好きでないです。
<非着香 アメスピ オレンジ(紙巻) 190度>
少し酸味のある喫味から始まり、ピーク時に特有の芳醇な旨味とキックが出てきます。ピーク時間はチェ赤と同じぐらい。うむ美味い。
<Mac Baren Mixture Scottish Original パイプ葉 グラインダー入 190度>
わずかな酸味と芳醇な旨味が早い段階からスタートし、十分加熱されてからはわずかにかつお節テイストと少しずつ酸味が強くなってきます、しかし嫌な感じは少ないです。喫味が長く持続するのがいい感じです。
<結局なにすってんの?>
普段吸いはチェ赤とコルツグリーンティー、口直しにPina Colada、シャグ忘れてたらアメスピをバラして吸ってます。
[メンテナンス、使い勝手]
このレビューのために15喫ほどしましたが、全てシャグポンです。汚れたら無水エタノール(アフィ注意)をガラスステムに入れて振り振りすれば汚れはほぼ落ちます。
最初は粉シャグが口の中に入ってきて悩まされたのですが、付属のメッシュフィルターをガラスステムに入れることで全て回避できます。
バッテリーは、昨日6時間の運転中にさんざん吸って、さらにこのレビューのためにまた15喫しているのですが4割ほどしか減ってません。脅威です。
デメリット
購入した人が「こんなはずじゃなかった」を避けるために、デメリットを強調しようと思います。
<でかい、重い>
本体も重量あるのですが、ガラスステムも目立ちます。小さい紙パックの牛乳を吸ってるイメージでいいと思います。
<ガラスステム割りそう>
腰の高さから落としたら割りました。当たり前です。
本家で買うのもいいですが、ebay(ebay.comへジャンプ)で安く出品されています。検索ワードは「arizer solo glass 」でOK、347円+free shipping
<持ち運び>
もともと付属されているポーチに本体とガラスステム2本入るのですが、無骨であまり好きでない。けどいい入れ物が見つかりません。
[ここなら安いよ]
今は買い時ではありません。4/20セールの時にNamasteVapes(UK)で送料込み21,864円で買いましたが、今買おうとすると25,000円以下はありません。
アメリカ独立記念日が7/4にありますので、その際にNamasteVapes(USA)やPlanet of the Vapesでセールになるのを期待しましょう。
[さいごに]
このヴェポライザーが合うのは
・せっかち人間 ・外観などどうでも良い、美味ければいいのだ
・ダラダラ吸うつもりはない、5分吸ったら仕事だ!
・短時間でガツンとキメるぞ
こういう人向けです。一発の満足感が大きいです。反対に小洒落たバーで「あらあらウフフ」しながらタバコ吸うならPAX3でも使ってればいいのです(失礼)
2018/8/9
購入して3ヶ月経ちますが、やっぱりいい機種だと思います。
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ハイエンドずらーって並べておきます。それぞれ目的も用途も全然違うのが面白いですよね。
記 2018/5/28
記事更新 2018/8/9