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<第十五弾>
glo グロー(クリックでglo本家サイトに飛びます)
iQOSが2015年9月に発売され、遅れること2年、2017年10月にgloが全国発売されました。この2年の間にシェアは大きくiQOSに奪われ、本体価格を実質2,980円まで下げて巻き返しを図るブリテッシュ・アメリカン・タバコ(以下BAT)ですが、どうなることでしょうか。
ヴェポライザーとしてgloを考えてみたいと思います。
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キャンペーン、キャッシュバックを用いた初期導入コストは2,980円と最安値に近い価格です。もちろんBATはネオスティックスでの回収を目論んでいるわけなので、低導入コスト、高維持費となるわけですが、ヴェポライザーとの使い分けでランニングコストは抑えられるはずです。
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[結論先取り このレビューに書かれていること]
・不味い不味いと言われる加熱式タバコですが、gloはまだマシだと思う
・タバコ葉が一気に抜き出せてメンテナンスがほとんど要らないのは魅力
・片手がふさがってるような時でも(つまり運転中なんかも)、サクッと吸えるのは素晴らしい
・デメリットは喫味とネオスティックの単価か?
・ネオスティックがコンビニで買えるのはありがたい
[外観]
シンプル。
サイズ感だけで言えば、他のヴェポライザーと遜色ない、あるいはより優れている
(左より、Flowermate V5.0pro, PAX3, IQ, glo, iQOS)
ヒートアップ中のインジケーター表示、まぁ分かりやすい
ネオスティック挿すところ
通風兼、掃除孔、下はMicroUSB充電ポート
10,000円って言われたらいらないですけど、3,000円って言われたら・・
[性能]
ヴェポライザーとして観たgloを考えてみると
・高温でヒーティングしてる
・軽い、ハンディ
・あの小ささで3200 mah積めるのはスゴい
・3200 mah, 240度加熱だと15セッションが限界という印象なのに30セッションはスゴい
・セッション数増やすため(あとネオスティック使用頻度増やすため)、セッションタイム3分なのは残念
・大企業が作ると、性能的にはここまで高められるか、、という印象
[喫味]
<ネオスティック bright tobacco>
bright tobaccoと言っても、ラベルの文字見てる人あんまいないと思うので
コレになります。水色のやつ。
ヒーティング完了前に吸うと、"い草"っぽい匂いが出てきます。
ヒーティング完了後、キックとネオスティック特有の・・
軽い酸味、渋味、辛味が出て、喫味は濃いです。ヴェポライザーに期待したい旨味は乏しい。甘みもない。キックは割と強い。
チェシャグ赤とかコルツグリーンティーのような味に幅のある喫味じゃないんですよね、だから普段使いはしてないんですが。
ミストも多くて、吸い終わった後の満足感はなかなかです。カップ麺で腹満たしたような少し残念な満足感。
<ネオスティック dark fresh>
タバコ葉自体があまり美味くないのか、それとも高温で加熱してるため直線的な味しかでないのかはわかりませんが、葉が美味くないなら着香で誤魔化すという発想。
パープルのやつ。色からするとグレープ味連想しますが、グレープ関係ない。
割と強めのメンソールがガツンと入ってきます。葉の旨味とか皆無。口の中メンソールで満たしてしまえという、そんな感じ。フリスクの代わりにタバコ吸ってスッキリみたいな。
メンソールで味が潰されて、タバコ葉の渋みとか辛味とか旨味とかまるで感じられません。メンソール吸入器としては優秀。
というか運転+渋滞中なんかはコレを一番吸ってます。
<ネオスティック intensely fresh>
似たようなメンソール系ですが。dark fresh(パープル)と比べたらメンソールはかなり控えめ、タバコ葉のフレーバーはきちんと感じられます。bright tobacco(水色)にすこーしメンソール足したフレーバー。でも旨味とか甘みとか全然ないです。Fenix/Vivant Alternate/IQにチェ緑/コルツクリアメンソールの方がよほど美味い。
[メンテナンス、使い勝手]
喫味を割とボロクソに書いてるんですが、運転中の使用頻度比較的gloが高いです。理由は明らかで、取り扱いがラクだから。
吸い終わったらネオスティック引き抜いて、次のを挿すだけ。シャグ葉がこぼれることもない、スティックもポイポイゴミ袋に入れるだけ。バッテリーもあまり気にする必要がない。
掃除もラクです。PAX3とかで使うモールクリーナーを通風口あけてゴシゴシするだけ、それやってもクリーナーはあまり汚れません。
<iQOS vs glo>
(以下、主観が強く入ります)
旨味とか期待するならヴェポライザー使います。iQOS, gloに期待するのは取り扱いの簡便さ。そういう点で、iQOSはご存知の通り、ヒートスティックの中身(タバコ葉)がホルダーに残ることがしばしばあるんです。簡単だから加熱式タバコ使うのに、ホルダー内の掃除しなきゃいけないんだったら、素直にPAX3使いますって。
gloはネオスティックの引き抜きに失敗してタバコ葉がどうこういうことは、数十箱吸ってますが皆無。そういう意味ではイチバン簡単なニコチン吸入法としてgloは選択肢に入れていいと思うんです。
[ここなら安いよ]
クーポン使って、事前に安くなる方法調べて、コンビニとかで購入でしょうか。その辺は皆様の方が詳しいと思います。一応キャンペーンサイト(本家)
[さいごに]
シャグをヴェポライザーに入れて、チェ赤とかを美味しく楽しむというのが常にできればいいのですが、手が離せない時とか、とりあえずニコチン入れたい時というのはあると思います。
喫味はかなり落ちますが、運転中にとりあえず頭スッキリさせたいという目的ならgloのムラサキのやつ吸うという選択肢はありかなぁという気がします(というか普段吸ってます)
この[さいごに]を書いてる時にGpen Proでチェ赤吸ってるのですが、旨味は別次元で美味しいし、運転中にネオスティックだけ吸うと半箱ぐらい吸っちゃうし(200円〜)、やっぱりgloは高くてあんまり美味しくないと心から思ったりはするのですが、それでも月に数箱ネオスティックを買ってる現実を思うと、自分の中での需要はかなり高いのだと再認識させられます。
[おまけ]
某巨大掲示板で「glo自体は優れたヴェポライザーなのだから、自分でネオスティックを作ってしまって吸えば幸せになれる」という面白い試みをしている人たちがいます。
しかし、手巻きのペーパーが弱くて中折れしたり、glo自体が高温なので辛味・渋みがかなり強かったりとなかなかお手軽にはいかないようです。
(自作ネオスティック、中折れしたり、引きちぎれてメンテナンスが面倒くさくなる)
チャンバーにシャグ詰めてフィルターだけ挿して吸えばいいじゃない、みたいなこともやってるのですがメンテナンスが非常にめんどくさい。
注射器みたいなので空のネオスティックの中にシャグを注入するキットみたいなのがあれば利便性上がると思うんですが、まだそういうのはないみたいですね。
ヴェポライザーもgloもiQOSも、"使い所"によりますね。
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マスプロダクトの双璧をなすのがiQOSと言っていいでしょう、むしろiQOS一強の感がありますが
国産では、これはVapeになりますがニコチンカプセルを用いたPloom Tech
本日(〜8/12)まで送料込100円セールやってる、ノンニコチンタイプのVape、mybluなどがあります
記 2018/6/1
記事更新 2018/8/12