このサイトを閲覧するにあたっての注意事項は
はじめにをご覧ください
**追記**
先日、8/10にフィリップモリスから電話があって、V2.5が出るから先行購入しないかというお誘いがありました。
V2.5はチャージャーのヒンジ部が壊れやすいのを徹底的に修正しているのと、ブレードの耐久性を上げたという報告でした。
(ただ、定価-700円ぐらいの提案だったので、要らないって言いましたけど)
<第十九弾>
IQOS アイコス(クリックでIQOS本家サイトに飛びます)
このレビューは IQOS 2.4plusのものになります
2015年9月にIQOSが発売されてのち、煙を嫌がる社会からの圧迫、受動喫煙に対するスモーカーの配慮、様々な事情から爆発的にIQOSユーザーが増えました。
「電子タバコ」あるいは「加熱式タバコ」の名前を社会に定着させ、ひいてはヴェポライザーの社会的認知を(ある程度)高めたのはIQOSの功績と言っていいと思います。
ユーザー数500万人突破ですって。すごいですねIQOS。
ヴェポライザーとしてIQOSを考えてみたいと思います。
[結論先取り このレビューに書かれていること]
・吸うたびに、都度4分のホルダーチャージが必要なのは苦痛です
・ブレードといい、チャージャーのヒンジ部といい壊れやすすぎ
・喫味は悪いです
・くわえタバコできるのは唯一のメリットでしょうか
・みんなほんと、IQOS大好きですよね
[外観]
見慣れたセットですね、チャージャーとホルダー。今更という感じですが
ホルダー、キャップ。加熱式タバコで「くわえタバコ」を実現させるという発想は慧眼だと思います。
[性能]
・IQOSはブレードによりヒートスティックを加熱します、ヒートアップタイムは20秒、早い。
・重さはチャージャー 100グラム、ホルダー 20グラムです
・2900 mahのチャージャーから120 mahホルダーへと給電します、ホルダーへの給電回数は約20回となります
・ホルダーの再チャージ時間は約4分です
・ブレードの熱降下を検知して自動offになるという記事をみたことがあります、吸引回数は14回あるいは6分で、どちらか先に達した方を元に自動offになります
・gloの各種性能には少し驚きがありましたが、IQOSはまぁ、今の技術ならこんなもんかなという印象
[喫味]
レビューのために久しぶりに買ってきましたよ。
<バランスド レギュラー>
ヒートアップ完了までの"い草"テイストは、葉の本来の旨味みたいな感じがあって割と好きなのですが、ヒートアップ完了後はミストが多く、喫味・キックが強いながら葉本来の旨味や酸味や甘みは皆無になります。
旨味のない"タバコのようなもの"を無理に吸っているという感じが否めません、ミストを増やすためにIQOSにはグリセリンが含まれていますが、葉がくすぶったような渋みを出すことになるので嫌いです。
マズい。
<ミント>
葉がマズいのでメンソールで誤魔化そうと言う着想。悪くない。
ブレード周辺の加熱温度が高すぎて、フレーバーに焦げ味と渋み、辛味が強くでるんですよね。ミントのフレーバーは確かにしっかりありますが、いかんせん葉がマズすぎてゲンナリしてきます。
不味い。
そりゃ、IQOSから移行した新興Fenixユーザーが「これはうまい、ヴェポライザーは最高!Fenixうますぎる!!」ってなりますよ。Fenix自体は標準的なヴェポライザーで特に優れているというわけではないのに(アフィ注意)
[メンテナンス、使い勝手]
・以前と比べて、ホルダー内にタバコ葉がスッポン残るという現象は少なくなってるような気がします
・1回吸うたびにホルダーを4分チャージしなければならないのは苦痛以外のなにものでもありません
・おまけにそのチャージャーもヒンジ部が壊れやすく、ゴムバンドでチャージャーを固定しているユーザーをよく見かけます
・ブレードも以前と比べて改善したようですが、やはり壊れやすい
・gloや他のヴェポライザーと比べて唯一評価できる点は、「くわえタバコができる」という点です
(ただし僕は釣りやってる時に、ホルダーからヒートスティックが"スッポン"して海の藻屑へと消えた苦い経験がありますが・・)
・IQOSを自宅で使うならば、チャージャーを使うよりも直接USBから給電できる卓上ホルダー(こういうのとかこういうの)を使った方がチャージャー破損リスクを減らせると思います。僕はこれで幾分かストレスが減りました(アフィ注意)
[ここなら安いよ]
販売店+キャンペーンでボチボチの価格で手に入ると思います。皆さんの方が詳しいと思います。
[さいごに]
いったんIQOSが身体に慣れて習慣化してしまうと、ヒトというのはなかなかそこから変えられないものなんでしょうね。あと同調圧力でしょうか。
500万人ユーザー突破とか、自分の友達たちがIQOSを吸ってるのを見ると強くそれを感じます。名古屋の喫煙可の喫茶店で喫煙者を眺めたところ、ユーザー割合 IQOS 70%、紙巻 20%、glo 10%といったところでした。当然ヴェポライザーはゼロ(うまおじ調べ)。
Davinci IQなんかはIQOSとサイズ変わらず、シャグ操作もIQOSのヒートスティックとさほど手間は変わらず、連続吸い可能で保証も手厚いわけですから、ヴェポライザーがもうちょっと広まっても良さそうな感じはしますが・・
ただそれでシャグの単価が上がっても嫌ですし、ヴェポライザー 3万円ってなると手は出しにくいんでしょうね。嗜好品としてはお高いものですし。
ヴェポライザーの沼にハマるよりも、IQOSあたりで止めといた方が自分も幸せだったのかな?とふと思う時はありますが、戻ることはできなさそうですね。この味を知ってしまうと・・・・
この記事について何かご質問や相談、間違いの指摘などありましたらお気軽にコメントいただければと思います。
記 2018/6/5
記事更新 2018/8/16