このサイトを閲覧するにあたっての注意事項は
はじめにをご覧ください
-------------------
Fenix miniを購入してから、Fury 2のレビュー、Fenix miniのレビューと続き、今回が最終話(第四弾)となる
Fenix mini vs Fury 2 です。
[外観]
外観に差はありません。ロゴを消されてしまったら、外観で判断をするのは難しいでしょう。
ディスプレイロゴも違いますね。
[性能]
基本的なシステムにも違いはありません。若干Fury 2の方が重い。
Fury 2は電源ボタン 3クリックon
Fenix miniは電源ボタン 5クリックon
<追記 2019/4/4> ← New!
Fury2とFenix mini、そしてPlanet of the Vapes ONEの比較表をPOTVが公開し、ひょんなことからFury2とFenix miniの詳細な違いが分かりました
いつもホットな話題はPOTVから出てくる、感謝しかない。詳細はここです。
抜粋しますと
-- Fury2 --
ヒーターがニクロム、ステンレスチャンバー、金属製のマウスピーススクリーン
-- Fenix mini, Sutra mini, Quant, Grindhouse, Hippie Rebel, etc..(そんなあんのかい) --
ヒーターがニクロム、アルミニウムチャンバー、金属製のマウスピーススクリーン
おまけ
-- POTV One --
ヒーターがステンレススチール、アルミニウムチャンバー、メッシュのメウスピーススクリーン
そりゃ、チャンバーの材質違えば喫味違うよ、当たり前だよ。
[メンテナンス 使い勝手]
差はないです。
[喫味]
これが書きたくてFenix miniを買ったようなものです。
Fury 2は明らかにコンベクション+コンダクションというハイブリッドの特性が出ています。加熱初期、120秒ぐらいまではクリアな喫味(特に旨味や酸味)とフレーバーの特性をよく引き出し、非着香は標準以上、着香に関しては優れた喫味を出します。
その後、シャグが十分加熱されてチャンバーに熱が伝わると、コンダクションとしての喫味が出てきて、シャグの渋みや旨味、そしてキックが強くなってきます。4分間という短いセッションの間、ユーザーを飽きさせることのない喫味の変化を楽しむことができる。(また、そのまま2セッション目を始めると今度はコンダクションがメインの喫味を継続して楽しめます)
Fenix miniはフレーバーがぼやけていて、最初に雑味(焦げ味?渋み)を感じながらそこにコンダクションの旨味とキックが追いかけるような感じになります。シャグの加熱ムラがあるために、着香では薄く複雑な渋みを感じることになって美味いとはいえません。しかし、非着香では加熱ムラによる渋みも喫味のアクセントになりますから、特に濃い喫味をだすシャグを選ぶとデメリットが抑えられるような印象です。コンベクションのフレーバーはまるで感じられません。
またちょっと異なる評価になりますが、FenixとFenix miniの比較であれば、自分はFenixの方が、特に非着香のシャグにおいて豊かなフレーバーを出していると思います。Fenix miniにはFenix miniにあうシャグがきっとあるんでしょうけど、ちょっとそれを探す気力は今の所ありません(Fury 2ありますし....)
個人的には非常に興味深いレビューとなりました。モヤモヤしていたものがはっきりしてよかったです。
[追記]
なぜFenix miniとFury2の喫味に差が生まれるのか、同OEMであるとしたらその差は何なのかず〜〜〜〜〜っと考え続けていたのですが、非常にシンプルな答えがRedditにありました
簡潔に答えを書きますと
・Fenix miniのOEM品はFuryである
・Fury2はFuryの後継機にあたる
・Fury2とFenix miniは基板の挙動とシリコンに差が見られる
とのことでした。
Fury2は比較するのであれば、(もし存在するなら)Fenix mini2とでも呼ばれるものと比較すべきであり、Furyの後継機であるFury2とFenix miniを比較するのがそもそもの誤りというのが答えだったようです。
記 2018/6/21
記事更新 2018/11/14
最終更新 2019/04/04