続き記事というわけでもないんですが、しばしば話題に上がる
「スペーサー」「ローダー」「コンテナ」はどうなの?
という話題。
全て同じものを言ってると思いますが、そのスペーサーの説明から。
こういうものだと思います。簡単にいうと金属の筒。
C-Vapor3に入っている純正の(専用の)スペーサー、Weeckeの場合は
「ヒーティンクチューブスペーサー(Amazon アフィ注)」という名前だそうです。アルミニウム製かな?
C-Vapor3に入れるとこう。
Flowermate製のスペーサー、作りがしっかりしてるように見えます。ステンレス製。
勝手にスペーサーとか言っちゃってますが確かドライハーブ兼用のワックスコンテナだったと思います。
チャンバー径は似通ったの多いですからね。むしろWeecke純正より収まりがいいように見える。
残る左5つがステンレスパイプをパイプカッターで切って作った自作のスペーサー。
本音を言うと0.5mm直径が足りなかった。
スペーサーを使う目的はいくつかあります。優先度の高い順に
1. 外出時のシャグの出し入れを簡易化する
先にシャグを詰めておいて、スペーサーを出し入れすれば100%シャグポンという発想です。
2. シャグの消費量を減らす
そんな目的があるわけですが、それらを使った時の喫味について評価してみます。
ヴェポライザー C-Vapor3
使用シャグ:着香 チェシャグ 緑 190度
<スペーサーなし,標準の喫味>
好きでチェシャグ選んでますからね、悪い評価になりようがないですが。
加熱直後からメンソールのフレーバーがよく広がり、60秒ほど経過するとチェシャグの旨味や酸味がボチボチ出てきます。ピークの濃厚さや喫味はFOGやSolo2には劣りますが(以下C-Vapor3での喫味評価と同じです)
全体的に割と満足な喫味です。
<C-Vapor3 純正スペーサー使用>
吸った時の温度が下がるのがわかります、なんというかキレのわるい喫味になります。
メンソールの尖ったフレーバーがマイルドになり、チェ緑の旨味や酸味も幾分抑えられたものになります。
スペーサーで加温が緩やかになるためか、全体的にまろやかな喫味、ダラダラ系に変わります。悪く言えばやはりキックが弱くなり、喫味が薄くなります。
これは仕方ないよね。
アルミで摩擦が少ないためか素敵な現象がおこります。
パイプからのシャグポン、あら素敵。
<Flowermate製 スペーサー使用>
薄い。薄い。
穴が空いてて喫味増すかと思いましたが、全然薄い。吸った気になりません。
僕のスペーサーの印象はこれですね、まともに使えない。
<自作 スペーサー使用>
ほんの少しだけC-Vapor3のものより喫味が劣りますが、Flowermate製のものよりはだいぶ良い。このパイプ、ステンパイプが1mで120円、長さはチャンバーの長さに合わせてパイプカッターで切るだけですから安上がりです。
<さいごに>
純正あるいは自作スペーサーの使用で30%ほどピークの喫味が落ちる印象です。ハイタバコ(黄)あたりを使えばボチボチの喫味が出ると思うのですが、今回は金属臭を嫌ってメンソールで試しました。
<おまけ、自作スペーサーの作り方>
C-Vapor3の純正スペーサーの外径(内径じゃないよ!)が9.5mmです。そして長さが16mm
ホームセンターでステンレスパイプ、外径が9.5mmのものを購入し、16mm間隔でパイプカッターで切断するだけです。
パイプカッターはこれ(Amazonアフィ注意)使ってます、662円安っ。自分はホムセンで1100円で買ったのに。
パイプはアルミパイプかステンレスパイプをホムセンで見てから買ったほうがいいと思います。ノギスで外径測ってから購入したほうがミスが少ないでしょう。
9.5mmパイプってのが近所2件のホムセンにはなかったので、仕方なく9.0mmパイプを買ったところ、0.5mmの隙間が生まれたということですね。
なお、パイプカッターで切った直後は内面にバリが生まれますのでシャグポンが難しくなります。バリ取り用のグラインダーやリーマー(アフィ注)を使えばシャグポン率が上がると思いますが、めんどくさいのでやってません。
すいません、使い方分からずにスルーしていたのですが、さっき書いたAmazonのパイプカッター(アフィ注)にリーマーついてるわ。この三角形のピラミッドみたいなやつなんだろう?って疑問だったのですが、ゴリゴリやればバリ取りできるんですね。今度試してみます。 ← New!
だんだん工作っぽくなっていく。
バリ取りできてないステンレスパイプ(左)
(後日バリ取りしたステンパイプの画像載せます ← New!)
C-Vapor3用のスペーサーはC-Vapor2+用のものがAmazon(アフィ注)の情報によると直径約10mm、長さ16mmとのことなので、同じものと考えてよさそうです。
ただしこちらは網がついてたりしてシャグの詰め込みがちゃんとできそうですね。
喫味を落として利便性にこだわるか、喫味を重視してスペーサーを諦めるか、シーンや用途に応じてという感じですね(自分はスペーサー自作しましたが、使ってません)。
参考になればと思います。
記 2018/6/30