<前書き>
このブログは喫煙を推奨するものではありません。
タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。
紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、
タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。
ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。
私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。
喫煙は二十歳になってから。
その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。
<第三十七弾>
DynaVap 2018 M(クリックでDynaVap本家に飛びます)
DynaVapはアナログな手動加熱式の(ライターで加熱する)ヴェポライザーをいくつか販売しております。
まずこのVapCap M、次にOMNI、そしてNONAVONG。
VapCap Mが一番お値ごろでセール時に安かったので、このVapCap Mの飛びついたヴェポライザーファンもいたのではなかろうかと思います。
---記事更新 2018/8/28 ---
VapCapをマスターしようぜ、の記事を書いて、実践し、かなりVapCap Mに対する印象が変わったのでこれを追記します。
[結論先取り このレビューに書かれていること]
・喫味がすぐ失われてしまう(ピークタイムは10〜20秒)
・多少めんどくさい
・火傷に注意
・加熱の工夫、フローホールの閉鎖などにより濃厚な喫味が楽しめます
なお、共にDynaVap製品について探求していた知己のユーザーが、いつの間にか練達者になっておりました。彼の試行錯誤のプロセスはこれからDynaVap製品を始めようという入門者にとって参考になるはずです。
だいなで、さんのnoteにはDynaVapに関する様々な知見が集積されています。
[外観]
緩衝材入りの袋の中に、この筒とステッカーだけ入ってました。
これなら送料込み48 USDで日本まで送れますね。
ステッカーはプラケースに貼っちゃいました。中に入ってるのがVapCap Mです。
ちょっと吸って焦げちゃってますが、VapCap M
蓋開けて、本体側にシャグ詰めます。
こんな感じ、そして蓋閉じて、蓋が覆った部分をライターで加熱します。
ターボライターが望ましいです。
[性能]
電子機器じゃないですからね。性能も何もないですけど。
ターボライターは火力が強くてガスがたっぷり入るやつが便利がいいと思います。
[喫味]
<チェシャグ 赤>
"VapCapをマスターしようぜ"の記事を書いてから改めてレビューしなおしているのですが、濃厚な喫味のコツとして
・フローホールに指を押し当てて、ドローを自分好みに調整する必要がある
・加温のスピードと強さで喫味がかなり変わる
この辺をおさえておく必要がありそうです。
特に喫味の濃厚さにはフローホールのコントロールが関わっていると思います。
ターボライターで本体を回しながら時間をかけてゆっくり加熱すると、カチッというクリックの音がします。この時自分は本体のキャップの先端に向け、45度の角度でターボライターのバーナーを当てています。
フローホールを完全に閉じ、ゆっくりと吸い込むとかなりのミストを伴う濃厚で香ばしい喫味が楽しめます。(以前のレビューで薄いと書いていたのは、フローホールについて一切考慮していなかったためです)
ピークタイムは加熱してクリック音がしてからだいたい2〜30秒、ゆっくり吸って2〜3パフは楽しめます。
1セッション目は旨味が主体、2セッション目は旨味と香ばしさミスト、3セッション目は香ばしさと渋み、といったシャグが焦げていくに従い変化する喫味を楽しんでも良いと思います。自分は3セッションほどで喫味がなくなったと判断して切り上げてます。
<EXCELLENT Kir Royal>
酸味も甘みもよく出て、上品なカシスの味わいが楽しめます。2セッション目は甘みが減退して、旨味と香ばしさが強い、そこはかとなくカシスの香るフレーバーになります。
<チェシャグ 黒>
爽やかなメンソールが口に飛び込んできます。1セッション目はメンソールのフレーバーが主体、2セッション目はミストの多い、シャグの旨味と香ばしさを伴うフレーバー。
3セッション目はなぜか甘みが優位になります、不思議。
全体的に、非着香とメンソールは2セッション目が美味く、着香は1セッション目でフレーバーが優れている印象です。
火力の強いライターが必須かと思います、自分はDynaVapのためにこのターボライーターを購入しました(クリックでYahooに飛びます)
[メンテナンス、使い勝手]
メンテナンスは基本的にシャグポンで掃除箇所もチャンバーがあまり汚れないのでラクな方になります。
完全に分解したり、ISOにそのまま浸せたりするのでメンテナンス性は良いと思います。
[さいごに]
最初こそ喫味が薄く、その程度の喫味しか出せないのであれば使用するに値しないと酷評したレビューでしたが、特にフローホールのコントロールの点で自分が未熟であっただけであり、その点を深くお詫び申し上げたいと思います。
喫味が改善してからは、セッションごとにはっきりと変わっていく喫味の変化を楽しむことができ、ここまで一つのヴェポライザーで多彩な喫味を感じられる機種は他に思いつかないので、その点では面白いヴェポだと思います。
セッションごとに消費するシャグ量が比較的少ない、喫味が比較的濃厚で機械による味付けがないので率直な味が出る、各セッションで風味が変わっていく、シャグポンが100%
ただやはりデメリットは手動での加熱でしょうか。シャグを楽しみ終わった後アチアチのキャップの操作も煩わしいですし(なのでPOTVはヒートシンクを紹介していましたが)
ヴェポとしては明らかに極小ですし、バッテリーに依存しない楽しみ方というのは悪くないと思います。
使い方が分かってからは可愛いヴェポライザーだと思えるようになりました。
VapCapでチェ黒吸うのは、美味いですね。
記 2018/7/14
記事更新 2018/8/29
記事更新 2019/5/25