<前書き>
このブログは喫煙を推奨するものではありません。
タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。
紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、
タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。
ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。
私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。
喫煙は二十歳になってから。
その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。
<第三十九弾>
H2 Dry herb Vaporizer(クリックでHenrui本家に飛びます)
怪しげなヴェポライザーに手を出した、というつもりでしたが、Henrui自体はなかなかおしゃれなヴェポライザーをいくつも出している。
(RocksinnとHenruiが同じメーカーかわかりません、OEM品かもしれません)
S6、X6、H2、A8といった何か近未来的なガジェット感漂うヴェポライザーを出していますが、今まで全く知らなかった。僕が無知なだけでしょうか。
レビューも国内だと皆無、海外でもわずかに散見される程度です。
楽しみです。
[結論先取り このレビューに書かれていること]
・フィルターを加工しないと使い物になりません
・フィルター調整は500円ぐらいで割と簡単にできます
・夏はプラのマウスピース熱すぎて吸えない
・喫味はコンダクションとしては上々だと思う
[外観]
箱と本体。
標準的な内容。特徴は替えのガラスマウスピースがあることぐらいか。
本体です。割としっかりしていて安っぽさみたいなのは感じません。
そこそこ重い。
操作部とディスプレイ、とMicroUSB充電ポート。
ディスプレイ表示、現在温度、設定温度、バッテリー残量、Wait/Heat表示
標準的な情報量。
追記 指摘されてチャンバー写真撮ってたのに載せてないの気づきましたすいません
Nokivaより幾分大きいチャンバー。
しっかりした作りだという印象です。
[性能]
・ヒートアップタイム 90 → 390F 35秒
・電源ボタン5クリックで起動、もう一度電源ボタンクリックでヒートアップスタート
・5分後に自動off
どこで書こうかと思いましたが、ここに書きましょう。
***注意***
購入直後は使い物になりません。
・フィルターの構造がクソです。
マウスピースの底部の小さい穴がフィルターのつもりなんでしょうけど、このままだとシャグが普通に大量に口の中に入ってきます。
吸い口側のフィルター兼パッキン、まるでフィルターの役割を果たしていない。
アホです。吸えば30秒で分かることなのに対処していない。
加工が必要です。
Nokivaのマウスピースに入っていたフィルターを取り出して、最初は置くだけ置いて吸ってみましたが、フィルターが動いて粉シャグが変わらず口の中に入ってくる。
切り出し用の先の尖ったカッターで切り口作ってフィルターを埋め込みました。
これで100%粉シャグが防げるようになりました。
***注意***
よしこれで吸えると思ったんですが、標準のプラスチックマウスピースだと熱くてとても吸えません。ああっ、手のかかる子だね!
ガラスマウスピースにフィルターを交換して吸い始めました。
これで完璧。
(加工は自己責任でお願いします)
<チェシャグ 緑 390F>
AiristechのNokivaと同じような喫味出します。チャンバーがNokivaより広口な分、より濃くて美味いです。
シャグの旨味がしっかり出ており、喫味は濃厚、メンソールフレーバーもよく出ます。
喫味だけで言えばコンダクションならもうこれでいいかなぁという気さえしてしまう。
ただAiristech系の喫味を自分が高めに評価してしまってる傾向があるのでそこは加味して読んでください。
<チェシャグ 赤 390F>
美味いです。シャグの旨味も甘みも香ばしさも大変よろしい。
コンダクションでこれほどバランスよく、濃く喫味が出せるヴェポがすぐには思いつかない。2セッション目も割と美味い。
Black mambaと同じぐらい衝撃受けてます。
[メンテナンス、使い勝手]
・喫味についてかなり良い評価(率直な感想)を書きましたが、購入した人の想定される問題点というか、困った点は
・必ず、マウスピースが割れたという人が出てくる
・ガラスステム割ったという人が出てくる
・パッキンの加工に失敗したという人が出てくる
・そんなフィルター持ってないという人が出てくる
(フィルター入りのマウスピースはココ(aliexpress)で買えます)
Nokivaのマウスピースは直接はRocksinn H2のチャンバーには入りません、Nokivaのマウスピースの方が小さいしOリングで対応できるサイズ差じゃないです。
以上を考えると「買ってすぐ使いたい」人には向きません。Rocksinnのマウスピースを破損して、マウスピースだけ欲しいと思ってもまず買えないと思います。
繰り返しますが、買ったそのままの状態では使い物になりません。
・掃除は標準的なコンダクションと同じです。
[ここなら安いよ]
・Efun.topで送込38 USD(4,500円ぐらい)で買いましたが、efun.topというセラーの性質がよく分かってる人だけ利用してください。おすすめはしません。
[さいごに]
まずネーミングがダメですよね、Vape Pen Kitって書かれたらVapeだと思いますもんね、穴があくほど商品説明読んで「Dry herbって書いてあるよな、間違い無いよな」って買いましたから。普通はVape Pen Kitの時点でスルーすると思います。
加工を終えてチェシャグを吸って手元で転がして遊んでる今では「4,500円なら良い買い物だった、面白いヴェポライザーを手に入れた」と満足してますが、最初に粉シャグが口の中に入ってきた時は
「ヴェポライザーのことなんも分かってないんじゃねぇの?バカなの?グラインダーかけたDry herbとか100%粉まみれになるじゃん、食えってか?Dry Herbを??」とブツブツ言いながらアレコレ考えてました。最初は地雷踏んだ感がすごく大きかった。
フィルターだけちゃんと工夫して5,000円で売り出せばその辺のエントリー機駆逐できると思うんですけど、なかなかそうはならないのがヴェポ界の面白いところです、欠点も楽しむぐらいじゃないとチャイナヴェポとは付き合えませんね(苦笑
記 2018/7/16