<前書き>
このブログは喫煙を推奨するものではありません。
タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。
紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、
タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。
ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。
私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。
喫煙は二十歳になってから。
その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。
<第五十六弾>
Budspirit Conqueror(クリックでVape Sourcing販売サイトに飛びます)
ブランドはBudspiritなのですが、販売サイトではHugo Vaporと表示されていたりHugo Vaporには商品一覧に記載がなかったりとよく分からないヴェポライザーです。
Budspiritもまともなウェブサイトが存在しません、謎の多いヴェポライザーです。
が、Hugo Vapor自体は国内ではエントリー機としてPathfinderがよく知られていると思うので、Pathfinderの次のミドルレンジという位置付けでしょうか?(Conqueror自体はまともに買うと80 USDぐらいするようですし)
[結論先取り、このレビューに書かれていること]
・ヒートアップに致命的なほど時間がかかる(2分半)
・喫味は標準的なコンダクション
・メンテナンス性も悪くない
・価格もぼちぼち
・とにかくヒートアップが悪い
[外観]
Cunquerorはコンカラーって読むみたいです、Age of Empiresではコンクエラーって呼んでた気がしましたが忘れました。
箱にBudspiritって書いてあるのにタグにHugo Vaporと書かれていて混乱するわけです。
蓮の花ですよね。Bud Spiritって仏陀魂ってことでしょうか。ありがたや。
内部基板はおそらくGpen eliteと同じものが使われているように思います。
ディスプレイは確かそれと同じはず。
広口セラミックチャンバー。Gpen eliteっぽい。
マウスピース側。プラスチックマウスピースにフィルターが装着されている。
フィルターはねじ式で交換可能。
アクセサリーは標準的、MicroUSB、ブラシ、耳かき、マウスピース、メッシュスクリーン
[性能]
・電源ボタン5クリックで起動
・左右ボタンで温度調節
・起動時、電源ボタン長押しでヒートアップ(ヒートアップ開始で基板奥が光る)
・起動時、電源ボタン5クリックでoff
・ヒートアップ 70F → 390F:150秒(2分半!!!!)
・セッションタイム:5分自動off
[喫味]
<チェシャグ 赤 390F>
明らかにヒートアップに時間がかかります。著しくかかります。
喫味はNokivaとかのAiristech系です。もうちょっと柔らかくフレーバーを上品にしたらDavinci Miqro。
チェシャグ赤の香ばしさ、旨味、よく出ますが・・・
よく出ますが、ねぇ。
<チェシャグ 緑 390F>
吸い始めるまでに2分半も待つ必要はないのですが、きちんと吸うにはやはり少なくとも1分はかかります。せっかちな自分はイライラ。
がしかし、フレーバーはメンソールの爽やかさが強く、キレがいい。チェシャグ緑ってこんなにメンソール強かったっけ?って思わせるほど。
十分な温度まで上がるとチェシャグの香ばしさ、旨味、キック、濃厚さがよく出ます。
小型のコンダクション方式のヴェポライザーによくある喫味ですね。
標準的な喫味でしょうか。
[メンテナンス、使い勝手]
楕円に近いチャンバーで、チャンバー周囲が若干すりばち状になっているので入れやすいです。掃除も標準的なコンダクションのもの。
[さいごに]
喫味、メンテナンス性、作り、デザイン。総じて悪くないです。
悪いのは、とにかく不便なのはヒートアップタイム。
150秒待ってセッションスタートして、残り150秒吸って・・
これ、ヒートアップが30秒だったら・・・・・・・・・
それでもAiristechとか頑張ってますからね、敢えてConquerorは勧めないか。
う〜〜〜〜〜〜ん、残念。
記 2018/10/28