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タバコ葉以外を吸うことについて積極的に検討してきた当サイトですが、市販されているもの以外にも吸えそうなものが野にはいくらでもあると思い始めました。
それら野草を調べ、写真を撮り、実際に吸った感想を記していこうと思います。
うまおじ自身は野草の専門家ではありません、うまおじ自身が吸った感想を書き記しているだけであり、アレルギーやこのブログを参考としてユーザーの皆様が実施されたいかなる結果についても当サイトは責任を負えません。
趣味で色々吸ってるだけなので勘違いなさらぬようお願い申し上げます。
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<トウガラシ トウガラシ属 夏〜秋>
トウガラシ Capcium annuum
モノを分類するときはリンネの二名法で種と属まで記載する、
分類上は 界-門-綱-目-科-属-種まで認識しておく。
というのは大学で習ったことなんですが、例えばトウガラシとかイチゴとかメロンとか、品種改良されまくってる生物については種以下の分類が煩雑すぎて調べきることが難しいです(一般にこれらを「品種」と言いますが)
まぁ今まで吸ってきた野草が科までしか記載してなかったので、そんなことを気にしている人がいるとは考えにくいですけれども...
例えば、イヌ(チワワとかゴールデンレトリバーとか)は、
動物界-脊索動物門-哺乳綱-ネコ目-
イヌ科- イヌ属-イエイヌ(Canis lupus familiaris)
に分類され(自分は5界説に従っています)、さらに品種としてチワワとかゴールデンレトリバーが存在します。
万願寺とうがらしは、トウガラシ属トウガラシ種の一品種「万願寺とうがらし」に分類され、京都伏見の地のトウガラシとカルフォルニア・ワンダー系のトウガラシの交配によって作られた、とのことです(wiki)
ちなみにトウガラシ種の品種の一つがピーマンやタカノツメやパプリカで
トウガラシ種 - 品種 トウガラシ
トウガラシ種 - 品種 ピーマン
トウガラシ種 - 品種 パプリカ、という区分になります。ビビる。
こまけぇことはどうでもいいんですが、要するに万願寺とうがらしは一般的なトウガラシに比べて大ぶりで、やや甘みがあるということが特徴です。
ばあちゃんが庭に生やしていたのを拝借しました。
毒性を調べましたが、果実をトウガラシとして食べてますので、葉も毒性は見当たりません。乾燥後のカビはカビ毒を生じることがあるそうなので要注意ですが、生の葉は大丈夫そうです。
京都ではトウガラシの葉を佃煮や煮物として食べる習慣があり、生の葉を「きごしょ」とか「きごしょう」と呼ぶそうです。
「おばんざい」はそういうものの煮もの一般を呼ぶそうですね。
知らんことが多すぎる。
まぁとにかく食えるし吸えそうだ。
<かじった>
普通に食べてみました。若干苦みありますが、食えなくはないです。
エグ味あると書かれてましたが、確かにエグ味は強い。青臭い、そして後味が悪い。
サラダ感ありますが、好んで食おうとは思いません。
裁断して、吸ってみましょう。
<Flowermate V5Nano 190度>
かじった時に感じた青臭さをわずかに感じます。加熱が進むと青臭みが
・・・?
青臭みが抜けて、舌の先にピリピリと刺激を感じるようになります。
トウガラシの実のようなはっきりと分かる辛みではなく、「刺激」という程度。
そして十分加熱が完了すると、青臭みはほぼ消え、エグ味もなくなり
わずかに旨味と、ほんのほんの少しですが口の中にトウガラシっぽい辛みが広がるようになります。
この喫味は「香草(など)レビュー」で吸ってきた、キャラウェイとかローリエと方向性が似ているような気がします。そりゃそーか。
<まとめ>
トウガラシの葉の喫味は、スパイス系の辛みをわずかに感じ、ほんの少しの香ばしさ、旨味を伴うものでした。
今まで吸ってきた感じだと、大雑把に
・イネ系香ばしさ
・お茶系旨味
・雑草系青臭さ
・スパイス系辛み
みたいなのに分類できそうですが、きっと植物の数だけ喫味はあるのでしょう。
どこまで続くかはわかりませんが、淡々と黙々と継続していこうと思います。
記 2019/8/30