<前書き>
このブログは喫煙を推奨するものではありません。
タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。
紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、
タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。
ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。
私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。
喫煙は二十歳になってから。
その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。
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タバコ屋横断シャグマラソン(シャグマラ)
[第一弾]
ナチュラル アメリカン スピリット オリジナルブレンド
バージニア系
本家サイトはこちら(本人確認、年齢認証が必須です)
右上から順々に(ゆっくりと)やっていく予定です。
手巻き用アメスピには右上の水色のやつ、黒色のやつ、ターコイズ色のやつの3種類があり、
それぞれ
・オリジナルブレンド
・ペリックブレンド
・オーガニックブレンド となります。
こちらが「オリジナルブレンド」。
・内容量 40グラム
・1,160円
*****このシャグについて*****
なるべくマニアックな知識も入れていきたいので、細かいことも書いていきます、興味ない人はスルー推奨で。
<販売サイト説明>
ナチュラルアメリカンスピリット自体は、サンタフェナチュラルタバコ社が作ってるタバコで、日本ではJTが輸入してトゥルースピリットタバコカンパニーが販売しています。
94%のバージニア葉とオリエント葉をブレンドし、バージニアの甘みが強く楽しめる、バランスの取れた味わいが特徴。開封時は乾燥状態で、辛さが厳しく吸い辛い喫味です。美味しく吸うためには加湿が絶対条件。
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ナチュラルアメリカンスピリットのオリジナルブレンドはバージニア葉で、開封直後であっても加湿は絶対に必要。よし事前知識はオーケーですね。
[喫味]
<PAX 3 190度>
まず最初に感じるのは、シャグが荒いなということ。
左がチェシャグ赤、右がアメスピオリジナル。グラインダーが必要というわけではなさそうですが。
PAX 3にプッシャーを使って、キツめに詰めてみます。
加熱に従い、酸味と辛味のあるフレーバーがかなり濃く広がります。キックが強い。
少なめのキツキツだとピークが濃く、短く、多めのキツキツだとピークは抑え気味で長くなります。
PAX 3でここまで濃厚な喫味が出るとは・・・少し刺激が強いですが、美味いです。少なめのシャグをキチキチに詰めた時の喫味は紙巻の喫味に近い気がします。
<Davinci IQ 190度>
さて、IQです。少しずつシャグをチャンバーに詰めながら、ジルコニアボールでシャグの抵抗が感じられるまで詰めました。
PAX 3に比べてシャグのフレーバーに広がりがあるように感じます。酸味や辛味は抑え気味で、反対に幾分かの甘みがあります。キックはPAX 3に比べて強くはないのですが刺激が少なく吸い疲れがありません。
PAX 3に比べてピークの濃厚さは劣りますが、広がりのあるフレーバーが長い時間続きます。この喫味が長い時間(自分は10分近く)楽しめるなら、車の中でのダラダラ吸いに適してるなと思いました。うまい。
<Solo2 190度>
この濃いアメスピをSolo2で吸うのに恐怖があるのですが、いきましょう。シャグはステムに9割程度、若干モフモフで。
190度に達する前から、旨味、辛味、酸味と強いキックが感じられます。喉から鼻の奥にかけてピリリとする強い喫味。190度に達した時点からすぐにピークが始まり、3-4分ほどで喫味が減退していきます。
ピークの喫味が強いためにフレーバーの広がりが狭くなってしまって、Solo2と幾分相性が悪い感じがしますね、いやもちろん美味いですけど。PAX 3やIQの方が全体的な満足度が高い気がします。
<Gpen pro 204度 インジケーター緑>
イメージとしてはGpen proとアメスピはよく合うはずなんですが、ひょっとしたらちょっと濃すぎるかもしれない。試してみましょう。
予想に反してシャグの旨味がよく引き出され、加温に従い辛味、渋みが強くなります。高温の喫味は予想通りピリリとキツイものでしたが、試しに低温(インジケーター青)で吸ったところ旨味が比較的よく出て、酸味や辛味が抑え気味になりただしキックが弱くなる印象でした。
インジケーター緑での喫味は紙巻に近いテイストで美味いです。
<Boundless CFC 190度>
着香向きのCFCでアメスピを吸ったことはないのですが、一応チェックです。
加温に従い甘みや酸味が出てくるのですが、上記の機種で吸った時のようなキックや満足感は大きくはありません。というか、ピリピリとする酸味や渋味や強いのですが喫味はあまり強くない。やっぱり向いてないですね。
<Fenix 190度>
実はDavinci IQで程よい喫味を感じていたので、Fenixとアメスピは合うんじゃないかと考えていました。加熱完了後から幾分の旨味と渋味を伴う喫味が、かなりのミストを伴って口に広がります。IQに比べるとフレーバーの広がり(特に旨味)は乏しいのですがきちんと吸ってる感があり、ピリピリや辛味や渋味は抑え気味になってちょうどいい感じです。IQもそうですがFenixも吸い疲れのないダラダラ吸いができるので、手持ち無沙汰なときになんとなく吸うには適しています。5分は余裕で続く。うまいなこれ。
<Black Mamba 190度>
加熱が完了する前から、酸味と辛味がかなり鼻を刺激してきます。加熱が完了するとそこに渋味と旨味が加わりますが、紙巻に近い濃厚で強いキックになります。ひぃ、これはキツい。Gpen proよりもっと強いキックのある喫味を求めてる人にはいいんじゃないでしょうか。
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[感想]
第一弾からかなり刺激のあるシャグレビューになりました。特にPAX 3、Davinci IQ、Fenixにあう(美味い)シャグが見つかったのは大きな収穫でした。処々で「Davinci IQは薄い」「Fenixはゴミ」みたいな書き込みを見かけますが、適切なシャグ見つけると下手なハイエンドとシャグの組み合わせよりもずっと美味いです。
というか、きちんとレビューを書いてシャグの組み合わせをいろいろやり始めたら、FenixとDavinci IQの出番がどんどん増えてきていることに自分でも驚きです。