<前書き>
このブログは喫煙を推奨するものではありません。
タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。
紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、
タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。
ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。
私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。
喫煙は二十歳になってから。
その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。
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タバコ屋横断シャグマラソン(シャグマラ)
[第四弾]
ZIG-ZAG バージニアブレンド
バージニア系
インド産マイソールバージニア60%, バングラディシュ産バージニア40%
本家サイトはこちら(クリックでZIG-ZAG本家に飛びます)
右上から四番目、ZIG-ZAGです。
・内容量 40グラム
・1,240円
*****このシャグについて*****
ZIG-ZAGって手巻き用のローラーとか手巻きの紙を作ってる印象だったんですけど、シャグ出してたんですね。2014年の秋ごろにZIG-ZAGとしてのシャグが発売されたそうです。
インド産マイソールのバージニアが60%、バングラディシュ産バージニアが40%なのでバージニア系、柘製作所とZIG-ZAGが共同開発したものだそうです。
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とにかく良いシャグを作ろうということで、世界の最高級のバージニア葉を組み合わせたらしく、その分お高い。
さて、どんなもんでしょうか。
[喫味]
<PAX 3 190度>
左)チェシャグ 赤 右) ZIG-ZAG
違い分かりませんね、そして毎回比較がチェシャグですいません。
加温に従い・・・なんだこれ、バージニア系なんですけど新しい喫味です。
甘みが強い。甘い?
甘み、次いで旨味、酸味と香ばしさが出てきます。面白い。最初の喫味がなんか茶葉に似てますね。極上の中国茶を喫してるような気分です。バージニアらしい旨味、酸味、香ばしさ、爽やかさ、そういう感じじゃなくて、甘みと旨みの強い、本当に茶葉を蒸しているような感じです。
PAX 3だと少し薄くて、これ以上の表現は限界。他のヴェポに非常に期待がもてます。
<Davinci IQ 190度>
ZIG-ZAGが確実にこれまでのシャグとは違う風変わりなものだというのは分かるのですが、IQで表現できるだろうか。
加温とともに・・あれ、これはバージニアだ。全体的に薄いですが、旨み、酸味、甘みのある香ばしいフレーバーです。キックは抑えめでダラダラ系。
普通に美味いダラダラ系バージニアですね、しかし満足感は若干乏しい。
<Solo2 190度>
今回試すヴェポライザーだと、Solo2とBlack mambaに期待してしまいます。
どんなものか。
加温、中ほどから早くも濃密な旨味が溢れてきます。190度に達した時点でミストもくもく、おおぉ旨味が強い。旨味が全面に引き出され、その後ろに若干の酸味が隠れています。ピーク時間はいつも通り2分、惜しい!美味いのに、短い!!
<Gpen pro 204度 インジケーター緑>
さて、Gpen pro、ガチガチのバージニア王道の喫味を出しそうですが。どんなもんか。
甘みと旨味がほどよく混じり合った濃厚な喫味が出てきます、どうやらこのシャグの持つ特性のようなものがバランス良く引き出されているようです、美味い!
加熱の時間経過とともに旨味はそのまま、甘みが減退し、酸味と辛味が出てきます、でも美味い。
濃厚、キックも強く、満足感の高い1セッションです。舌に残るほのかな甘みが美味いなぁ。
<Boundless CFC 190度>
Boundless CFCさんは着香シャグ吸うまで酷評続いちゃう気がしますが、まぁ仕方ないよね。
全体的に薄いですが、甘みがふわっと漂います。喫味は弱くてキックも弱くて甘みだけ舌に残るんですが、そのくせニコクラきてなんか損した気分。
<Fenix 190度>
Fenix。予測がつきません、どうでしょう。
加温に従い甘みと酸味が比較的濃厚に出てきて、他のヴェポライザーに比べて酸味が幾分強い気がします。ミストが多い!
加温がシャグに行き渡るにつれ、渋み、酸味、辛味がでてきてこの「渋み」が変な雑味になってフレーバーが落ちます。
ヴェポライザーで全然喫味違うなぁ。
<Black Mamba 190度>
甘み、旨味がよく引き出され、特に甘みが優勢に出てきます。しかし思ったよりミストや濃厚さ、喫味が強くはなく、不満はないのですがダラダラ系になってしまってます。Black mambaには「ひゃぁ濃くて甘くてうめぇ」みたいなの期待していたんですが、思ったようにはいかないですね。いや、美味いですよ?
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おまけ
ZIG-ZAG吸ってみて、コンベクションの喫味をしっかり出すヴェポライザーならシャグの特性が引き出せるかと思い、追加で以下のヴェポライザーを評価してみます。Fury 2は前半のコンベクションフレーバーを期待し、XVAPE FOGはマイブームなので。
コンベクションならFirefly2使えよというご指摘あると思いますがめんどくさいのでパス。
<Fury 2>
甘み先行で、次いで旨味、酸味。吸い疲れしない濃厚で豊かなフレーバーです。ミストも多い。コンダクションの喫味に移行してからは甘みが減退し、しかし旨味と酸味は残ったままで渋みは抑え気味です。美味いことは美味いですが、しかしトータルで言えばGpen proの勝ちか。
レビュー締めくくりとなるXVAPE FOGです。
バージニアらしい香ばしさと旨味が先行し、背景にわずかな甘みが伴います。十分に加熱されるとかなりの酸味が出てきますが、吸い疲れのない喫味。酸っぱい。
しかし、これは薄いなぁ。とか言ってる間にピークを過ぎました。
FOGは合いませんね。
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[感想]
アメスピオリジナルに続いて、「しっかり吸っちゃろう」というシャグでした。
特にGpen proが良い喫味を出したのは嬉しい結果でした。高いヴェポ=美味いという思い込みを改めて覆すような結果です。
Gpen proユーザーなら試してみる価値のあるシャグだと思います。ZIG-ZAGでGpen proのセッションまるまる楽しめるピーク時間の長さにも満足。