ヴェポライザー導入ガイド の続き記事になります
(なお、今回も主観満載です、批判は受けますが責任は負えません)
ヴェポライザーによる喫煙は二十歳になってから、ヴェポライザーも(紙巻に比べ害は少ないながら)あなたの体を害します。
ハーブスティック エコを試してみて、何が不満だったでしょうか?
考えられる不満を以下に列記してみます。
5.チャンバーの焦げ付きのメンテナンスが煩わしい ← 今回はここ
6.運転中に気軽に、というわけにはいかなさそうだ
7.やはり世間の目は気になる
どれがユーザーにとって一番不満だったかを確認してみましょう。
それぞれの不満に対する、次の選択を書いてみます
<5.チャンバー掃除が煩わしい>
IQOSやgloなどはブラシでブレードや内筒を掃除するだけで終わり、メンテナンスはとても簡単な部類になりますが、チャンバーを備えたヴェポライザーの掃除はそう簡単にはいきません。
チャンバーの掃除が大変になる原因(傾向)を書いてみようと思います。
---1.グリセリン、Vapeリキッドを滴下する---
ミストの増加とフレーバーの改善のためにリキッドやグリセリンを用いるユーザーはしばしばいます。昔は自分もリキッドを使っていましたが、あまりにチャンバーの汚れが酷くなるためやめました。ヴェポライザーでリキッドを使うのは本来の使用用途から外れますし、チャンバー直下に基板が配置されてる構造の場合は破損の大きな原因になります。リキッドの使用は通常、推奨されません。
---2.加湿されたパイプ葉の使用---
これはもう仕方がない気がするんですが、加湿されたシャグに比べて加湿されたパイプ葉の方がチャンバーへの葉の固着が強く、掃除が大変になります。
仕方ないですよね。
---3.掃除のおサボり---
セッション直後のシャグがまだ加熱された状態であれば割とサラサラで掃除も簡単なのですが、セッション終わって次に吸うまでに放置してしまうとシャグが冷えてチャンバーにこびり付きます。できればセッションが終わったらシャグはすぐに捨てて掃除した方がいいです。
---4.長期の掃除のおサボり---
チャンバーにシャグがこびりついているのに気付きながら掃除をおサボりすると、こびりついたシャグを基点にこびりつきが酷くなります。できたら数セッションに一度はブラシで掃くぐらいの掃除はした方がいいです。
逆にチャンバーの掃除がラクになる要因を書いてみようと思います。
---1.コンベクションあるいはハイブリッドチャンバー---
葉を直接加熱するわけではなく、熱気でフレーバーを抽出する構造なので、チャンバーにシャグがこびりつきにくいです。
Fenix、Fury 2、Solo 2、Firefly 2、Vivant Alternateは、やはりコンダクションと比べてセッション後のシャグがサラサラで掃除がしやすいです。これらの機種をセッション直後に掃除しようとすると大概はシャグポンになります。
---2.セッション直後に掃除する癖をつける---
こびりついたシャグがさらに掃除をしにくくしていきますので、その都度掃除することでメンテナンスがラクになります。
---3.こびりつきが酷くなる前に掃除する---
シャグがこびりついたら、すぐ掃除する癖をつけるとメンテナンスはラクになります。
でもやっぱりこびりついた時の掃除
---1.加熱してから掃除する---
セラミックチャンバーを加熱しながら掃除するのは耐久性の点で議論の余地がありますので、自己責任でお願いいたします。
加熱してこびりつきに水分を吸湿させながら掃除すると掃除はラクになります。十分加熱されたチャンバーに70%イソプロパノールあるいは水で浸した綿棒で清拭すると掃除のペースが上がります。
それでもダメならピンセットにコットンを挟んでイソプロパノールに浸した後グリグリ、それでもダメならほんの少しだけピンセットでコリコリ。
大概はこれで綺麗になります。
---2.市販の掃除道具を使う---
激落ちくんの液体タイプ、アルカリ電解水でより掃除がラクになるという記載をしばしば見かけますが、使ったことがない(そこまでメンテナンスが大変にならない)のと身体に対する影響が自分には分からないのでご紹介までとさせていただきます。
結局のところ、頻回のメンテナンスを行うのがこびり付きを抑える最良の方法だと思いますし、それがヴェポライザーのめんどくさい点でもあると思います。
ヴェポライザーを使っていく上では避けて通れぬ問題だとも言えます。
自分が使っているメンテナンスグッスはこちらで紹介しております、参考までにどうぞ。
記 2018/7/8