<前書き>
このブログは喫煙を推奨するものではありません。
タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。
紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、
タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。
ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。
私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。
喫煙は二十歳になってから。
その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。
--------------------------
これまでの記事とは幾分異なるコンセプトですが、
「外出先でヴェポは持っているがシャグを持ってない」
「とりあえず紙巻をヴェポで吸いたい」
「できる限り美味しく吸いたい」
「できたらシャグポンしたい」
という様々な欲求が満たせないか、考察・検証してみます。
なおこの記事は仮定に推論で検証して、主観でカタをつけようという非常に根拠の拠り所の弱い客観性の乏しい記事になります。
そもそも「アメスピうむ。美味い」からうむ美味いおじさんやってるので、初心にかえてこういう検証をやってみようということですね。
<仮定>
コンダクション方式では、紙巻きたばこの太さに対して、チャンバーサイズはそれにぴったりの内径の方が喫味が濃くなる
<理屈>
・エアパスに通るフローが多いほど、ドローが軽くなり喫味が落ちる
・紙巻との接触面積が減るほど加熱効率が落ちて喫味が出ない
→ ぴったりの方が濃くなるはず
<材料>
シガーカッターとアメスピ。そういえばヴェポライザーはこのアメスピから始めたのでした。
アメスピを選択している理由は、他の紙巻きたばこだと巻紙に燃焼剤が含まれていて喫味に匂いがつくためです。
学生時代に使っていたシガーカッターですね、15年前の品なのに切れ味は衰えてませんでした。
アメスピの太さ測定。8mmでした。
<検証>
チャンバーのサイズだけ異なり、その他の条件が同じというヴェポライザーが存在しないので、それに近い条件で試すしかなさそうです。
Airistech Herbva 5GとAiristech Herbva Vivaは自分の中で喫味がさほど変わらず、チャンバーサイズがHerbva5G 8.5mm、Herbva Viva 9.5mmなので検証に適してると思い採用しました。
なお、チャンバー内径の一覧の記事はこちら
(Herbva 5GとHerbva Vivaが全く喫味違うぞと言われたらそれでオシマイの記事なのですが、ご了承ください)
簡単に画像にすればこういうことです。
左:Herbva 5G
右:Herbva Viva
Herbva Vivaでかなり空隙があるのがお分かりいただけると思います。
<喫味>
Herbva 5G(390F)
加熱に従いアメスピの素朴な味がよく出てきます、そして濃い。
辛味、酸味、渋味も割と強いですが、旨味も強いアメスピのこの素朴さは美味いですよね。
ドローは普通にシャグを詰めた時と同じか、若干軽い程度です。スカスカという印象はないです。
アメスピうまい。
Herbva Viva(198度=390F)
ドロー軽くて喫味も薄いです。Vivaの良さもアメスピの良さも出せてない感じですね。
ちょうどC-Vapor3とかでスペーサー使った時と似たような喫味です。
加熱時にヴェポライザーを固定しておくと、時間の経過とともに葉に熱が伝わるためか酸味、辛味、キックは出てきますがやはり不満を感じます。ヒートアップできちんと喫味が出るまでにいつもの倍ほどの時間がかかる感じです。そしてヴェポライザーを回転させる(中の紙巻が転がる)たびに一気に喫味が薄くなる。
なお、どちらの機種でもシャグポンでした。
<結果>
この後、他の8.5mm径の機種
・VapCap M
・iFocus Pith
・Nokiva
・Gpen pro
でも吸ってみました、いずれも似たような喫味で比較的濃く吸えています。
<コツ>
Tips & Tricksというほど大したもんじゃないですけど、「紙巻をどこで切るのか」を決めるコツです。
チャンバーに紙巻を突っ込んで軽く紙巻を回す。すると紙巻側に跡がつきます。
こんな感じです。
ほぼぴったりです。
ということで、外出時にシャグがない時、アメスピで緊急回避する件でした。
記 2018/9/22