ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

Fyhit Herbstick CS BOX

<前書き>

このブログは喫煙を推奨するものではありません。

タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。

紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、

タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。

 

ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。

私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。

 

喫煙は二十歳になってから。

その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。

 

<第五十七弾>

Fyhit Herbstick CS BOX(クリックでAmazon販売サイトに飛びます、アフィ注)

Herbstick ecoとかHerbstick Reluxは以前はCiggoというブランドから発売されていたのですが、eco-sからFyhitで販売されるようになり、このCS BOXもFyhitブランドで販売されております。

中国ブランドは名前の入れ替わりが激しくてどうにも追いかけきれません、Fyhitも本家らしいサイトを見つけることはできませんでした。

 

さてHerbstick CS BOX自体はいわゆる世に溢れている「iQOS互換機」というものなのですが、サラッと調べるだけでもこの半年で互換機が20種以上に膨れ上がりかつ現在も増え続けている、中華市場にとっては日本をターゲットとした狙い目のジャンルなんでしょう、ただしこれも入れ替わりが激しく栄枯盛衰のようなものを感じます。

 

「ヴェポライザー散々集めてきて、なぜ今更iQOS互換機を?」と思うかもしれませんが、

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安いと思ったからです。ところが国内でAmazonで検索したら自分が購入した金額のさらに半値で販売されており、捨て値で扱われている現実にちょっと凹んでいるのが今の状態です。

 

同じようなコンセプトのHerbstick CS PenというやつはNokivaとかを飼い始めた頃に手を出してはいたのですが(その頃はiQOSホルダーを購入するのが非常に難しかったのです)、iQOSの流通が安定してちょいちょいクーポンで半額近くなる現状ではあまり需要を感じにくい製品です。

 

で、半年経っていわゆる「互換機っていまどーなの?」と思って購入した次第です。

 

[結論先取り、このレビューに書かれていること]

・安い(国内Amazonで1,580円)

・iQOS吸うなら互換機じゃなくて純正でいいじゃんって思う

・iQOS吸うならヴェポライザーでいいじゃんって思う

・あんまり美味くない(iQOSも含め)

・Bluetoothで細かい設定する

・アプリが使えないと非常に不便する

・アプリの質が低い

 

[外観]

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3週かけてチャイナから取り寄せたのに、半値で翌日届けてくれるAmazonを知った時のショックよ。

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デザインもまぁ、Herbstickっぽいチープさです。

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フロント部にMicroUSB充電ポート

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チャンバーの真ん中の金属の尖りが、iQOSのブレードを模しているわけです。ここにヒートスティックをぶっさす。

ちなみに「on/off」は画像のスライド式のボタン?を手前に移動させて加熱開始なのですが、off状態でも通電はしているらしい(後述)。

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下調べもなくクーポン利用目的で興味の赴くままポチったので知らなかったのですが、18650交換式なのですね、これ標準付属してます。無駄にすげぇ。

IMR 18650 2400 mah、3.7Vとあるので、地味にスペックも(詳細は分かりませんが)悪くない。

で、下調べもなく適当にポチって後で知ったのですが、Bluetoothで連携して温度設定とかします。

バッテリー付属、送料無料(Amaプラ)、Bluetooth搭載、1580円って、本体価格ってどうなんでしょうね?もはやよくわからない世界です。

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アクセサリー。MicroUSBたまってきたなぁ。40本はあるなぁ。

 

[性能]

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本体側でできる操作はあまりありません。電源on/offぐらい。

初期設定のままでヒートスティックさして吸い始めると、ミストは凄いんですがCombustionのいやーな喫味が出てきて

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F*ck Combustion!となるわけです。おかしいねぇ、最高温度235度、iQOSブレードは300度近くで運用してるはずなのに。

微調整はアプリを介して行うことになるんですが・・

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このアプリが分かりづらい、というか明らかに不具合がある。

まずアプリ使用にメールアドレスを登録しないと設定ができない、この時点でちょっとイライラ。

振動on/offはヒートアップ完了とセッション終了(?)を伝えてくれるバイブレーションです(1セッションで2回バイブしますのでそれであってると思うんですが・・)

温度設定は摂氏だと思います、華氏だと210F-235Fじゃ使い物にならないですから。

単回循環起動時間はセッションタイムだと思います。自分はなんとなく300sec、5分にしています。

毎回循環起動時間は起動から設定温度に達するまでのヒートアップタイムのことだと思うのですが(15にすると15秒後にバイブレーションします)、加熱速度を調整できるならなかなか優れた機種です。

下の「アップグレード」は、「アップデート」のことだと思います、設定した内容を本体に記録するという意味だと思います。なおアップデートするとフリーズして動かなくなりますが、一応設定は反映されます。

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本体の状況を示してくれているようです。パフまで本当にカウントできてるのかなぁ?

 

[喫味]

iQOSのフレーバーに近いような印象です、数度吸い比べましたがCS BOXの方がやや辛味と渋みが強いような印象を受けますが、まぁあんまり変わりません。

美味くない。

 

[メンテナンス、使い勝手]

iQOSのホルダーって、キャップ外すと割とヒートスティックがきちんと引っこ抜ける率高いと思うんですが、CS BOXの場合は引っこ抜く前にヒートスティックを捻りながら抜くときれいに引っこ抜ける率上がります。

がもし、引っこ抜けずに本体に葉が残るとイライラ。詰まって焦げてこびりついてますのでゴリゴリゴリゴリ削る必要がある、二度と使うかこんなもんってぐらいイライラ。

 

[さいごに]

iQOSのホルダーの供給が安定していない時期には一定の需要はあったのかもしれませんが、CS BOXの喫味が若干劣り、メンテナンス性が劣ることを考えると常用には微妙かもしれません。
当然本来の目的である、チェーンスモークができることには一定の価値が見出せますが、iQOSにこだわるならPAX3でバリ赤吸う方がストレス少ないし上手いしシャグポンだし小さいし3500 mahだし(シャグ運用の)コスパいいし・・

このサイトを見てヴェポライザーを使用している、今後の購入を考えてる人にはおすすめはできませんね。

iQOSのバックアップ用にカバンに一つ転がしておく価値はあるかもしれませんが・・なんせ安い(1,580円)ですし。

 

iQOSは所詮iQOSだなと再確認した互換機でした。

 

2018/11/1