Starryの記事についてはこちらをどうぞ
Starryという機種は、マウスピースのニコ汁、バッテリーの蓋が閉じにくいなどの様々な問題を抱えてはいますが、
個人的にはチェ緑が美味くて、くわえ吸いができ、18650バッテリーが交換できるなどメリットが多いのも事実です。
ニコ汁は定期的な洗浄やシリコンチューブのマウスピースを吸い口にはめることで幾分解決はできますが、バッテリーの蓋は如何ともし難い問題に思えます。
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バッテリーの蓋は、情報を集めるにロットや機種ごとの差異が見られるようで全く問題がない人もいれば購入当初から問題を抱えている人もいて、意見にかなりばらつきがみられます。しかし構造上、ある程度フタには問題があると考えるのが妥当だと思います
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ず〜〜〜〜〜っとバッテリーの蓋と向き合い、対策を考えてきたのですが、いくつかの対処をして問題が解決したケースがありますので、それを記してみます。
<マイナス接点のネジの緩み問題>
マイナス接点を留める黒ネジがありますが、実験をしてみたところ、これが緩むと明らかに蓋の閉じが悪くなります。
「最近フタが閉じにくくなった」と思う方は、まずここのネジをできる限りしめてみてください。それだけで問題が解決するケースがほとんどです。
<マイナス接点の、板の変形>
純正のバッテリーよりも長いバッテリーをStarryで酷使した場合に生じる問題です。マイナス接点が凹側に凹むことによって支えのネジが浮き、フタの閉じが悪くなります。
(変形したマイナス接点、一端を押すともう一端が浮く)
ラジオペンチや金槌をつかってフラットに(ネジは本体に圧着できるよう)マイナス接点を修正することでフタの閉じが改善します。これも試してみて効果がありました。
<追記>
フタが変形してどうにも戻らない、ネジ山が潰れて十分固定できないという意見いただきました。自分はFOGのマイナス接点流用して耐えていたんですが、このままだとFOG使えないしそのうちFOGのマイナス接点もダメになる。
「困ったなぁFOG用のマイナス接点でいいから誰かパーツ販売してくれないかなぁ(チラッ、チラッ)」ってやってたら
Hilaxさんがパーツ販売を送料無料480円で開始してくださいました。
実は少し前に「パーツ欲しいの、入れてよ入れて〜〜」ってお願いしちゃっておりました。真摯に対応してくださって本当にありがとうございます。
<爪の金属磨耗>
酷使してきて最後に到達するのが、フタ側の爪と本体側の抑えが金属磨耗により磨り減って引っかからなくなる状態ですが、ここまで達するのに1年あるいはそれ以上の時間がかかるはずです。
こうなると、もう厳しいかなぁと思いますが、リューターを使って溝を深くするなどのチャレンジをしてみてもいいかもしれません(今の所自分にはその必要はなさそうなのでやっていませんが)
<閉じにくい場合の固定法>
マイナス接点、ネジ周りをいじってみてもまだ閉じにくいという場合に、フタ側の爪をいじってひとまず固定するという方法があります。
外からみた爪の部ですが、この外の爪をフタオープンの際に矢印の方向に引いてフタを開け、バッテリーを入れてフタを閉じた後、
フタをしっかり閉じながら爪を奥側(矢印の反対側)に押し込むことでフタ閉じます。人力でフタの爪を固定することでフタを閉じることがしばしばあります。
<さいごに>
Starryを使ってきて、どうもフタが閉じにくい問題はマイナス接点の浮き、ネジの緩みに起因することが分かってきたのでこの記事を書いてみました。
最後の最後は爪の金属磨耗でお別れすることになると思いますが、そこまでStarryを使い尽くしてやったのであればStarryも本望な気がします。
記 2018/11/12