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追記1 パススルーについて
追記2 セッションタイムについて
<第七十五弾>
AirVape X(クリックで本家AirVapeに飛びます)
追記:国内でも販売が始まったようです、併記しておきます
楽天での購入が可能です(アフィ注意)
かつてPuffitupの50% Discount時にAirVape XSを購入しました。
そして最近、本家からAirVape XS GOをpre saleで半額購入したところ、
「AirVape XSを持ってるかい?持ってるならレビュー書いてくれたらAirVape Xを50% offで販売するよ!」というメールを受け取りました。
(AirVape XSでなくても、XS GOを本家から購入したユーザーならレビュー書いて80 USD offのメールが届いていたはずです)
・AirVape XSのワランティー登録(要購入証明)
・およびAirVape XSのレビュー投稿をこちらで行うと、本家で確認が行われたのち専用の販売リンクが届けられ、そこから購入すると
こういう結果になります(カスタマーIDごとの専用リンクなのでクーポンでUPGRADEぶっ込んでも通りませんので悪しからず)
そういうことでAirVape社の好意に乗っかって半額購入を続けているセコいうまおじです。
さて、当のAirVape XですがXS GOの記事を書いた時に調べたものをコピペしますと
> ちなみにAirVapeの発売するモデルは、スタンダードがAirVape Xであり、
> XSはチャンバーがXに比べて25%小さい、
> XSに比べてXは素材が良いもので作られているらしく
> XがXSの上位グレードに当たると考えて良さそうです。
ということになります。
最近ではAirVape Legacyというものを開発中であり、発表が今年の秋頃を予定しているとのことで夢が広がるAirVape社です。
[結論先取り、このレビューに書かれていること]
・AirVape XSに比べて上質かつ重厚さを感じる、その分若干重い
・マウスピースのマグネットが強く、多少重いがくわえ吸いも可
・喫味はAirVape XSと同等(同系統)の喫味で良好
・チャンバーサイズの差は、使い続ければ、まぁ確かにという程度
・全体的なクオリティは高いと思う
・100USD前後で買えるならもうちょっと日本ユーザー増えてもいいと思う
・1300 mahは心もとない、公式発表はないがパススルー対応と言われている
・AirVape社本家(apollo)はユーザーフレンドリーだと思う
[外観]
AirVape Xの箱。
Fast. Elegant. Thin. Mighty.とあります、海外の人ら"Mighty"ってフレーズ好きですよね。
アレ?なんか違うの入ってるよ、と思いました。
右の本体っぽいやつがやたらのっぺりしててシンプル。左の箱はアクセサリーですね。
アクセサリー。MicroUSBケーブル、耳かき、ぶらし、ヒゲ抜き、フィルター各種
本体。ふむぅ?と思ったんですが、ケースですねこれ。Twitterで見ました!
Wow!カッケェ素敵!好き!!操作系は左から順にup/power/downです。
エアフローがAirVapeのロゴなんですよね、カッコいい。
起動時の様子、加熱時のファンがくるくる回る様子がかなりヌルヌル動きます。
お尻のMicroUSB充電ポート。
チャンバーはセラミック製。
AirVape XSに比べるとマウスピースに違いがあり、マウスピース自体は金属製(材質はDavinci IQのジルコニアに似てます)、マグネットで圧着されチャンバーを塞ぎ、圧着強度もなかなかのもの。
シリコンゴムに金属製のフィルターを挟み込み、空隙をなくしています。
左右にマグネットが埋まってるらしい。
マウスピースの分解ですが、アレコレあれこれ試行錯誤したところ
ゴム部を引っこ抜くのではなく、吸い口の部を押し出すと綺麗に外れました。
吸い口とシリコンゴムを外したところ。
全部バラしたところ。マウスピースがじゃぶ洗いできるのは良いですね。
サイズ比較、下段真ん中がAirVape X。
(上段左からSolo2、Fenix、C-Vapor3、Flowermate V5Nano、MicroVaped FOB)
(下段左からLINX Gaia、Starry V2、AirVape X、AirVape XS、Starry V3)
[性能]
・電源ボタン3クリックで起動(自動ヒートアップ)
・ヒートアップ完了でバイブ
・起動時up/downボタンで温度変更
・起動時、電源ボタン3クリックでoff
・起動時、電源ボタン+upボタン同時押しでセッションタイム3分←→5分変更
・起動時、電源ボタン+downボタン同時押しで摂氏・華氏変更
・セッションタイムのカウントダウンはヒートアップ完了から開始
・ヒートアップタイム 60F → 390F:約30秒
・追記1 公式AirVapeXの説明に「AirVape製品は充電しながらの利用が可能」という文言がみられます、パススルー対応機種です。(ご指摘ありがとうございます!)
・追記2 セッション数6〜8回というのは3分、370Fの利用条件です
<セッション数検証>
実測になります。気温20度、セッションタイム3分・370F設定で、セッション間に少なくとも2分以上のクールダウンを設けセッション数を計測しました(触って熱くない程度までは冷却しています)
結果は、この条件で7セッションを完走し、8セッション目でLow Battになりました。
この機種はヒートアップ完了からセッションのカウントダウンが始まるため、普段2セッション1セットで吸っている自分の場合、2セッションあたりの真の起動時間が20秒前後短くなります。(この状況だとギリ8セッションを完走できます)
逆に冬季の場合は立ち上がりに時間とパワーを要求され、トータルセッション数が1〜2セッションほど短くなることが予想されます。
公式にパススルーが許容されているので少しストレスは減りますが、充電なしで1日を通した利用はやはり厳しいでしょう。
[喫味]
すでに広く知られたことだと思うのですが、
シャグはコンダクションは割と詰めた方が、コンベクションはフワッと、
そしてハイブリッドも若干フワッと気味の方が喫味がよく出ると思います。
説明書には「Pack the chamber lightly. It is recommended that you grind your アレ before packing the camber」
意訳:チャンバーには優しく詰めてやって。詰める前にシャグをグラインダーで細かくしといた方がいいよ。
とあります、公式としてはフワ詰めを推奨してるということですね(それに同意します)
<チェシャグ 赤 390F>
このクラスのヴェポライザーになるとケミ臭・プラ臭は皆無です。
加温に従いシャグの甘みと旨味がよく引き出され、喫味は濃く、キックも強い。
AirVape XSの時にほぼ絶賛に近い評価をしたと思いますが、ほぼ同等の喫味を出します。(そりゃ位置づけ的にはXSの上位グレードですからね)
AirVape XS、XS GOと同様に、AirVapeシリーズにしか出せない喫味というのがあると思っています。
単純なコンダクションではなく、フレーバーの広がりを感じるまさにハイブリッドの喫味で、常喫したいと思える豊かな喫味です。
<チェシャグ 緑 370F>
温度を370Fとか390Fとかに変えてるのは気分の問題です、キックが欲しい時は390Fで、口寂しいぐらいの時は370Fで適当に吸ってます。
メンソールがきちんとフレーバーに乗り、かといってそれに負けないチェシャグ本来の喫味(甘みと旨味)も同時に出てきます。
「じゃあStarryじゃなくてAirVape吸えばいいじゃん」って思うでしょうけど、AirVapeは6回吸うとバッテリー切れるんです。パススルー対応なので他の機種に比べてチェーンはしやすいのですが・・・
他にコルツグリーンティーやコルツライチも吸ってみましたが、上々の喫味であるように思います。
[メンテナンス、使い勝手]
ハイブリッドなだけあってシャグはチャンバーにこびりつきにくいです。
粉シャグ使えばシャグサラで捨てられますが、それなりに詰めるとやはり掻き出し棒が必要でしょう。
マウスピースは丸洗いできるのでしっかりメンテの時には分解して洗えばいいと思います。
AirVape XSの時は付属のレザーケースが使いづらかったのですが、AirVape Xのプラケースは便利がいいと思います、積極的に使っていこうという気になります。
バッテリーの少なさがなぁ...
[ここなら安いよ]
セール時に20% offまでは各所で見られますが、本家のセールを狙った方がいい気がします。適切なプロセスを踏めば80 USD offなんかのオファーはしばしばメールで届きます。
[さいごに]
AirVape XSの不満点に、マウスピースが外れやすいことを挙げましたが、AirVape Xではその不満はありません。
喫味は上々でデザインはスタイリッシュかつ質実剛健、(自分が購入した)価格以上の満足感があるように感じます。
ただ、くどいですが、惜しむらくはバッテリーの少なさ、午前中に数度吸うと午後にはバッテリー切れというのは自分にはかなりストレスになります。
バッテリーのデメリットを許容できる人であれば、総合的にはかなり満足度の高いヴェポライザーなのでは?と思います。
記 2019/4/20