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こんなTweetを投げられました
要するに、ヴェポライザーにリキッドを吸着する何かを入れておいてリキッドを染ませて加熱したらVapeみたいな感じになるんじゃね?
という疑問すね
以前、Flowermate V5Nanoでこんなことやってて
結論としては、ヴェポライザーはVapeほどエアフローについて考慮されていないのでどうしてもきちんとビルドされたRBA(特にドリッパー,RDA)には劣るという答えでした
そしたら
要するに「やり方が悪い、コットンの代わりに金属パッド使え、デジタルヴェポだと火力足りないからアナログヴェポ使え、やるなら徹底的にやれ」
Vapeでいうジェネシスビルドをヴェポライザーで再現しろという話です
やったことないことだらけながら、ここまで理詰めでこられると・・・
(ぐぬぬ。言ってることは正しい、でもVapeはね、ビルドとかエアフローとかみんな超考えててね・・、アナログ使ってもなんとなくやってみたみたいなのじゃ全然及ばないと)
やってみた。
<比較Vape側設定>
引退時に一応自分の中でかなりフレーバーを出せていたビルドです。
アトマイザー:Shift BF RDA, 1st batch,
ビルド:Promist vapor, Narrow Clapton, 内径2.5mm 10巻 2.15Ω
コットン: Fiber freaks original 01
メカスコンカー使用:Lizard Box Mod mech wood
<DynaVap側設定>
こんなの情報ないからね、自分で試行錯誤せざるをえないわけですが
1.保水力は高い方がいい
2.コットンは焦げるので金属がいい
3.可能な限りチャンバーを埋めたい
4.リキッドが気化する200〜250度まで耐えられる素材
ステンレスメッシュにします、#300の目の細かいやつ。保水力、耐熱、条件を満たすと思う。
チャンバーの深さを測り、短冊状にした後、筒状に丸めていく
こんな感じ。タバコ葉の雑味が混ざるのが嫌なので、DynaVap、Capとも新品を使っています。
リキッドはVape側もDynaVap側も旧ワコンダ、一番好きだったリキッドです、これをメッシュに滴下して、あとはいつも通り炙ります。
<フレーバー; Vape>
一応、引退前まで好んで使っていたビルドです、濃厚、クラウドもモクモク、美味いです。さすがドリッパー。
<フレーバー; DynaVap>
加熱してクリックが生じるのはシャグに適したタイミングでしょうから190〜210度と想定されます(勝手な想像)
それ以上の高温を狙っていきたいのですが、フレーバーを増やすためにクリック後も過加熱を続けると、クリックの源たるディスクが変形してクリックしなくなるようなので、
クリック後に短いクールダウンを挟んで再度加熱するとちょうどいいかもしれません
フレーバーは....濃くて雑味がなくて美味いのよ・・これが。そしてシャグを吸ってる場合よりピーク時間が長い、中に詰めているのがステンレススチールのメッシュなので加熱してから温度が下がるまでの時間が長い、吸い続けられる時間が長い。
Flowermate V5Nanoでコットン使って吸ったときに比べて遥かに濃くて、ミストが多く、長時間吸える。
美味い。クリアロやPodよりも美味い。濃い。
自分が使っていた範囲ではイガることもありませんでした。
<結論>
ベイパーが普通に試す価値のある構成だと思います。メッシュなんかfasttechで10枚1〜2 USDで買えますし、型落ちの2018Mとか2019Mなら今なら4〜5,000円で買えると思います。
先入観でアレコレ言うのほんと良くないなと思いました、皆さんも気が向いたらチャレンジしてみてください
記 2020/5/16