ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

Airistech Herbva Pro

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<第十七弾>

Airistech Herbva Pro(クリックで本家サイトに飛びます)

Airistech社、第二弾 Herbva proです(第一弾 Nokivaはここ

 

普通はAiristechあたりのミドルレンジは一つ買った後、ハイエンドに進んでしまいハイエンドばかり使うことになるはずなので、Airistech製品の横断レビューはかなりレアな気がします(需要が乏しいのは分かってますが)

Herbva Proはヴェポライザーとしては新しい着想が垣間見えワクワクさせられるとともに、その新しい着想自体がデメリットにもなっているという勇み足を感じてしまう製品です。

 

[結論先取り このレビューに書かれていること]

・吸ってる最中にチャンバー(本体のお尻の部分)がかなり熱くなります。夏は火傷してもおかしくないほど。

・2分ほど吸い続けると旨味が乗ってきてなかなかの喫味になります

・しかし、全体的には薄い、キックがさほど強くはないので吸い疲れが少なくダラダラ吸いができます

・タッチパネルは触れるだけで反応するので、やや過敏すぎる気がする

・ここなら安いよ(後述)

 

[外観]

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しっかりした作り。テカる。手アブラがテカつく。

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テカってます。本体右側面にMicroUSB給電ポート

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左側面、電源スイッチ(ちっさいやつ)

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一つ目の前衛的発想。マウスピースがマグネット式。これ自体は悪くない。

むしろFlowermate AURAやNokiva、Boundless CFCがこれぐらいしっかりしたマウスピースを作ってくれていたらと考えさせられるほど。

本体側の小さい穴にはモールやブラシを入れて掃除ができます。

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底部チャンバー。チャンバーを仮止めみたいなゴム葢で封するのは、ちょっとなぁ。

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非常に前衛的なタッチパネル式の温度+/ーパネル。押すのでなく触れることで温度が上下します。使い勝手については後述。

 

全体的な作りは、スタイリッシュながらしっかりした作りを感じます。

 

[性能]

・サイドのボタンを3クリックで起動です。3クリック方式は割と珍しい。

・起動後自動ヒートアップ、+/ーボタンで温度設定

・ヒートアップ 90-380F 50秒

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[喫味]

<非着香 チェシャグ赤 380F>

控えめな旨味、酸味、辛味とキックが口の中に広がります。ミスト量はボチボチ。

良く言えばダラダラ吸いでも疲れない、悪く言えば薄い。

 

<着香 チェシャグ緑 380F>

嫌味のない比較的クリアなメンソールフレーバーが持続します。メンソールの喫味自体は悪くない。2分ほどたつとチェシャグの旨味や甘味が仄かに香るようになります。ダラダラ吸いでこれなら割と美味いと思う。吸い疲れしない。1セッション5分は喫味を楽しめます。

 

<非着香 アンホーラ リッチアロマ グラインダー入 380F>

辛味や渋みが少ないのでストレスは感じませんが、ダラダラ吸いだとしても薄くて不満を感じる。

 

<着香 コルツライチ 380F>

シャグ傾向がさっぱり分からないのでフルーツ着香挟んでみます。仄かにライチの香りはするのですが、Boundless CFCのようなクリアかつ濃厚な喫味とは隔たりがあります。2分ほどするとシャグ自体の旨味が若干出てきてライチ感というよりタバコ吸ってる間で満足度が上がるのですが、コルツライチに求めてるものじゃない気がします。

 

<着香 スタンリー チョコレート 380F>

バニラ・チョコ系。仄かなチョコレートフレーバーが香りますが、そこまで強くない。コルツライチと同様2分ほどたつとシャグの仄かな旨味が出てきますが全体的に薄い。

 

<着香 コルツグリーンティー 380F>

スタンリーチョコやコルツライチに比べればグリーンティーの良さは幾分出てますが、やはり薄い。2分ほど経つと旨味が乗ってきてなかなかの喫味になります。5分のセッションを楽しめます。

 

[メンテナンス、使い勝手]

・チャンバーのゴム蓋が千切れそうでヒヤヒヤします

・シャグポンはほぼ無理でしょう。掻き出し棒を使った方がストレスが少ないと思います。

・チャンバーの掃除は標準的、加熱して濡らし綿棒グリグリ

・タッチパネルの感度が良すぎて、普通に吸ってる時に触れただけで温度が上下します、これはボタン式の方が良かったかも

・掃除はマウスピース外した時の本体の小さい孔からブラシなどを入れて掃除します、粉シャグの回収がしづらい

 

[ここなら安いよ]

DHgateでしょうね(クリックで販売サイトに飛びます)、41.18 USD,Shipping free(4,516円)、国内でこれ以下はないと思います。自己責任でお願いいたします。

 

[さいごに]

Airistech Nokivaがなかなか濃厚な喫味を出していただけに、少し肩透かしをくらったような感じですが、辛味や渋みがなく吸い疲れしないのでチェ緑なんかをダラダラ吸うのは割といい気がします。良くも悪くも喫味の点で言えばNokivaとは方向性が異なる感じがします。ミドルレンジ以上のヴェポライザーをすでにお持ちでしたら特に勧めはしませんが、喫味が若干薄いことを除けば致命的な弱点があまりなくて、お値ごろに思えます。

Airishtechをいくつかレビューしてきましたが、中華ヴェポの底力を感じさせるような結果でした。

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この記事について何かご質問や相談、間違いの指摘などありましたらお気軽にコメントいただければと思います。

 

[関連記事]

他のAiristech製品を記しておきます。Herbva 5Gが安価に販売されたら購入したいのですが、今の所自分のアンテナには引っかかってきません、残念

まずHerbva Viva

次にNokiva

最後にLativaです

記 2018/6/4

記事更新 2018/8/14