ヴェポライザー導入ガイド の続き記事になります。
(なお、今回も主観満載です、批判は受けますが責任は負えません)
ヴェポライザーによる喫煙は二十歳になってから、ヴェポライザーも(紙巻に比べ害は少ないながら)あなたの体を害します。
ハーブスティック エコを試してみて、何が不満だったでしょうか?
考えられる不満を以下に列記してみます。
3.味はもう少しなんとかならないのか? ← 今回はここ
4.温度管理はなんとかならないのか
5.チャンバーの焦げ付きのメンテナンスが煩わしい
6.運転中に気軽に、というわけにはいかなさそうだ
7.やはり世間の目は気になる
どれがユーザーにとって一番不満だったかを確認してみましょう。
それぞれの不満に対する、次の選択を書いてみます
<3. ヴェポライザーの喫味改善>
ある意味、最大の悩みかつ、最も重要な課題と言えます。
40種近いヴェポライザーを試してきましたが、どう工夫しても喫味がダメなヴェポライザーというのはありません。それはヴェポライザーとシャグの相性が悪い、あるいは喫味を十分に出すための準備が不十分なだけだと思います。
全ての機種に共通して言えることと、個別の機種について言えることを分けて書こうと思います。
<プラスチック臭、ケミカル臭対策>
特に購入直後、最初にヴェポライザーを吸った時にプラスチック臭やケミカル臭を感じて気持ち悪くなるケースがあります。海外サイトで推奨されている、これを改善させる方法は
1. 最高温度で2〜3回の空焚きを行う
(ただし、セラミックチャンバーを空焚きしていいのかどうかは、耐久性の点で議論の余地があります、自己責任でお願いします)
個人的に行なっていることとして、
2. 3〜5回ほどメンソール系のシャグを炊いて、プラ臭ケミ臭を消す
ほとんどのケースはこれでプラ臭やケミ臭が消えます。試してみてください。
<シャグをもっと濃く吸う>
特定の機種(Solo2など)を除いて、通常は「シャグをより細かく」「ギュウギュウに」詰めることで喫味は濃くなります。細かくするのはグラインダーや小さめの裁縫ハサミ(鼻毛切りなど)を用いてください。PAX 3の場合はプッシャーを使うことでギュウギュウさが増し幾分濃厚になります。
<シャグの調湿>
調湿の程度には議論があります。僕には調湿精度による違いはよく分かりません。130円程度でプラスチック製のヒュミドール(保湿用の小さなパネル)が買えますので、これを水で湿らせスタメンのシャグの全てに1つずつ入れています。
調湿した場合とカラカラに乾燥した場合では、調湿した場合に辛味が幾分抑えられ、フレーバーがよく出る傾向にあります。
<ヴェポライザー個別の対応>
結局のところ、各種ヴェポライザーに合うシャグを見つけるというのが一番難儀で、かつヴェポライザーの楽しいところでもあります。
主観ながら各ヴェポライザーに合うと自分が感じたシャグは「所持機種 概要一覧」に記載しています。また代表的なヴェポライザーに関しては「シャグマラソン」でシャグの喫味検証をしています。参考になればと思います。
シャグマラソンに関しては今後もシャグを充実させていく予定です、気長にお待ちください。
<ハイエンドなら濃いの?美味いの?>
値段に喫味は比例しません。高ければ濃い、美味いというものではないです。
手持ちのヴェポライザーに合うシャグを見つける方が幸せです。
(ただし、ハイエンドは喫味以外の点で優れた部分がとても多いです)
以上、喫味改善のためにできることを示しました。参考までにどうぞ。
記 2018/7/7