ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

Atman Starlight

<前書き>

このブログは喫煙を推奨するものではありません。

タバコは健康を害します。できる限り吸わない方が良いものです。

紙巻きタバコから離脱できない方、少しでもタールによる健康被害を減らしたい方、

タバコ代を節約したい方、そういった人たちが最終的に禁煙へ向かうための情報提供を目的に作成しております。

 

ヴェポライザーのレビューは全て主観になります。

私が感じた印象は、実際にヴェポライザーを利用するかた達の印象とは異なるかもしれません。

 

喫煙は二十歳になってから。

その他、細かい詳細についてははじめにをご一読ください。

 

<第四十六弾>

Atman Starlight(クリックで本家サイトに飛びます)

Atman Hachiで「これはヴェポライザーじゃない!電子パイプだ!」と苦渋を舐めた直後にAtman製品に突っ込むあたり、頭おかしいと言われてもしょうがないのですが、

 

ネット上の評価が星5ばかりですっごく評判良いようなので試してみました!(情弱)

 

ちなみにAtmanはあとNereus VaporizerとPretty Plusというペンタイプのヴェポライザーを販売してます。Nereusなんかはいいお値段しますね、Haze Square買えちゃいますね。

 

[結論先取り、このレビューに書かれていること]

・もうAtmanの製品はいいかな・・・

・ヴェポライザーの良さを引き出すのが(自分には)難しい

・他のヴェポライザーとは確かに少し異なるコンセプトをしているような気がする(後述)

 

[外観]

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新品の箱です。

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ロゴに「つのだ☆ひろ」的なオシャレを感じます。

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まずこのインジケーターにビビる。

「500F!?320F!?ボリュームレンジの360F-430Fの間ザックリ!」

後はまぁこの機種に特徴的な、でかいプラスチックマウスピースですね。

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マウスピースはマグネット式で手軽に外せます。

本体の左上のマグネットと右下のマグネットのところ穴空いてるでしょ?

これ初期不良なんだぜ・・・(外れてた)

本体左の金属製の覆いはフィルターになります、これもマグネット式。

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マグネットのフィルター外すとこうなってます。チャンバー内にあるのはアルミのスペーサー。

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さらにアルミスペーサーを外すとこうなってます。チャンバー底部の穴の大きさを見るに、スペーサーの使用は必須な構造っぽく感じます。

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アクセサリーず。スペーサーがもう一つある。シャグ入れの耳かきが自前発注なんですね。ロゴがちゃんと入ってる。

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大きさ比較はこう。

左から順にDavinci Classic、Atman Starlight、Vivant AlternateWeecke C-Vapor3

率直に言えば「でかいな」です。

 

[性能]

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・電源ボタン5クリックで起動、電源on時に5クリックでoff

・電源on時に3クリックで温度変更、電源ボタン長押しでヒートアップ

・セッション中の電源offや温度変更は無理、いったん電源ボタン長押しでセッションを抜けてから操作

・ヒートアップ 90F → 410F:約20秒!

・セッションタイム:5分自動ストップ(その後放置で自動off)

 

[喫味]

(機種の評価も含め、長文になります)

スペーサーがチャンバーにきちんと接しておらず、動揺するためシャグにきちんと熱が伝わりません。

ドローがスカスカ、本当にスカスカすぎてフレーバーが乗ってこない。

吸うとスペーサーが陰圧で浮く、そして吸うのやめるとチャンバーに戻る(カタッ、カタッ・・みたいになる)

「いくらなんでもおかしい、ヴェポライザーとして機能してない、初期不良?」と思って、海外レビュワーやYoutubeみたところ、いくつかの特徴が分かりました。

 

 ・使い方はおそらくアルミスペーサーにシャグ詰めて、それをチャンバーに入れるということで合っている。

 ・絶賛レビューの中に高頻度で認められる文言が「no draw resistance」あるいは「zero resistance」という表現です。中には「呼吸するかのようにヴェポライザーを使用できる」というフレーズもあった。

 → つまり、MTLではなくDLで、あたかもコンベクションのように吸う使い方で絶賛されてるのでは?と思った。

 

それで、DLで強く吸ってみたところ、確かにフレーバーに変化が見られました。

410Fで使う限りですが、Vivant Alternateの370Fで吸う時より幾分冷たく薄いフレーバーを喉に感じるという具合です。

シャグごとの旨味や濃厚さを語る、というのとは程遠い次元の薄さなので、シャグについてどうこうコメントができるほどではないのですが・・・

ちなみに500FでDLで吸うと焦げ味でムセます。

 

[メンテナンス、使い勝手]

スペーサー使ってるので、シャグは出しやすいです。シャグポンとはいかないですが。

掃除は一般的なコンダクションより簡単。

吸い終わった直後にアルミスペーサー触ると確実に火傷します。スペーサーをクールダウンしないと触れません。

 

[ここなら安いよ]

efun.topでトータル40 USDほどで買いました。efunでの購入はおすすめはしません。

 

[さいごに]

おそらくVivant Alternateのように、比較的薄いミストをDLで喉の奥に溜め込んで喫味を味わうという使い方で合ってると思うのですが、そういう話どうこう以前に製品としてのクオリティが低いと思う。

ボタン操作、アルミスペーサーのチャンバーへの接触、各所マグネットの抜け、本体のでかさ重さ、410Fで連続で使うと本体が熱くて持てないetcetc...

 

分かってるんです、星5のレビュー120件、星1-2のレビュー4-5件で真のレビューはこの星1-2の方、星5は自演レビュー、Hachiも同じ具合でしたし。

Youtubeでミストもくもくにしてる人いましたが、むっちゃ加湿してるんですかね?一度もミストは生まれなかった。自分のシャグ加湿はコンダクションでもコンベクションでもいけるように適度に加湿されてるはずなんですが、よくわからない。

 

「根本的に使い方間違ってるぞ、Starlightはこう使うんだよ」とご存知の方がいたら、ぜひご教授願いたい。ただ日本人でこれ買ってる人見たことないのでこのまま日本では埋没していきそうなヴェポライザーに思えますが・・・

 

このレビュー自体は届いてからパッと書いたファーストインプレッション的なものではないです、少なくとも5日間

 ・シャグを10種類

 ・スペーサーのあるなしの比較

 ・フィルターあるなしの比較

 ・マウスピースの向き変えて比較

 ・Youtubeと海外レビューを熟読

 ・320-500Fで喫味比較

 ・DLとMTLで吸い分け

ぐらいのことは行ってから書いてます。

Atmanと自分は相性が悪いんだなと思うことにしました。

 

記 2018/8/3