詳細についてははじめにをご一読ください。
ストレス性高血圧からニコクラを頻発するようになり、真剣にタバコ葉以外を吸い始めたうまおじでございます。
-- ローズマリー --
名前はしばしば耳にして、肉類の臭い消しに使われることは知っているのですが、実際にローズマリーそのものを目にしたのは初めてでした。
ローズマリーのアクセス数が俄かに伸びており(2020年5月)、なぜ"ローズマリーが?"と気になっていたのですが、ローズマリーの持つ特殊な作用に依るようです。
ローズマリー(Rosmarinus officinalis)はシソ科マンネンロウ属ローズマリー
マンネンロウは迷迭香と書かれますがこの文字自体に意味はなく、香りが常に強いことから「万年香」と呼ばれていたものが何故か迷迭香に変わったということです。理由は不明。
医療で用いられることがあるほどに様々な薬効を有し、中枢神経刺激作用と抑制作用の両者がある、抗炎症効果、血流改善効果、育毛、記憶力の改善、花粉症症状の改善、解毒、抗酸化作用などがあるようです(Wikipedia)
対して、生じうる副作用に
・月経刺激作用、子宮刺激作用、外用塗布で過敏症、てんかん発作を生じる可能性などが示唆されています
で、です。なぜ「ローズマリーのアクセス数が伸びたのか」という話ですが、タバコにローズマリー油を混ぜたらハイになるぜみたいな話が巷で出回ってることが理由らしく、なかなか危ない目的でこの記事をご覧になっている方が多いようです。その危険性について記します。
ローズマリー油には多量のカンファー(カンフル;樟脳、昔カンフル剤として用いられたもの)が含まれており、精油を経口摂取することでてんかん様痙攣を起こした事例があるようです。精製の程度にもよりますが、ローズマリー油はモノによっては50%以上もカンファーが含まれることがあるようです。
カンファーには中枢神経毒性がありますので、興奮、呼吸促迫、頻脈、痙攣、重篤になると意識障害、最悪呼吸停止に陥り死亡します。
カンフルは防虫剤で使われている樟脳と同じもので、これ吸ってキャッキャしてるのは防虫剤飲み込んでハイになってるのと同じことです、アホです。
ハーブティーに用いられるような乾燥製品でこのような症状は生じにくいと考えられますが、妊娠期・授乳中の方はこの記事にあるような「吸う」「ハーブティーとして飲む」のは避けたほうがよろしいかと思います。
ローズマリー油で遊んで取り返しのつかない後悔をするのはやめましょう。そいつを飲む(吸う)のは、毒だ。
ハーブティー用のものらしいですが、はてさて。
細長い、葉っぱ?のようですね。
1本の葉そのものだとチャンバーを飛び出てしまうので、グラインダーかけます。あまり細かくはならないです。
吸ってみましょう。
[喫味]
<Flowermate V5 Nano 190度>
おっ、セージほど青臭くなく、爽やかさを感じます。レモングラスほどフルーティーではなく、舌にピリピリと当たる清涼感を感じます。
落ち着いた爽やかさ、幾分の青臭さ、どちらかといえばミント系のフレーバーに近い、吸いやすい香草ですね、これは。
バックグラウンドに、さほど嫌ではない渋みやほんのわずかな酸味と甘みも感じますが、爽やかさの方が強いのでダラダラと吸っていられる。
ただ単独では旨味や香ばしさや甘みが乏しいので、爽やかで青臭いナニカを吸ってるだけになってしまい、常喫というわけにはいかなそうです。
レモングラスと同様にシャグに混ぜたりすればアクセントになりそうですね。悪くない喫味です。
[さいごに]
コスト:いっぱい 350円 山ほど吸えます
Davinci IQのフレーバーチャンバーに入れてシャグに香りを付与できそうです。またそれらもチャレンジして一覧化していこうと思います。
記 2018/10/20
更新 2020/5/19