詳細についてははじめにをご一読ください。
ストレス性高血圧からニコクラを頻発するようになり、真剣にタバコ葉以外を吸い始めたうまおじでございます。
-- 鮎 --
「鮎!?」
鮎って、アユ?川の?
鮎です。
分かります、皆さんが思うのは
「ついにうまおじは頭がおかしくなった」
「シャグからハーブ、そしてついに興味を惹くためにおかしなものを吸い始めた」
事の発端は知人から「乾物ならヴェポライザーで大体吸えるだろう」
「ハーブティーの材料、ゴマ、干し椎茸なども期待したい」と言われ、そうかなるほど香り高いシイタケなどは吸えるかもしれないと思っていたのですが、
一番の決め手は「動物性の乾物がヴェポライザーで吸えないとどうして思った?」と示唆を受けたことによります。
確かに、ビーフジャーキーとか干し椎茸とか、これは煽ってきている、自分をオモチャにしていると感じた瞬間もありましたが、
誰もやってないだけで干し椎茸やビーフジャーキーが思いの外、良い喫味を出すかもしれない。だってやったことある人いないんだから。
食べ物を使う以上、粗末にするわけにはいきません。戦略を練りました。
(ビーフジャーキ使えば生臭いのは誰でもわかりますし)
用いるのは鮎。天然の鮎で、川のコケを食べて身から爽やかなハーブの香りのする鮎です。(買ったら多分マジ高い)
それを、焼き枯らしという製法で数時間じっくりと弱火であぶり水分を限りなく取り除いて旨味と香ばしさを凝集させた品。
我が弟が、捕らえ、捌き、炙り、作った逸品と言える鮎です。
見て、このまばゆく輝く身ぶり。8割がたかじって、美味しくいただいて(めっちゃ美味い)、取り分けていた分をグラインダーにかけました。
(フレークやん)
・・・
[喫味]
<Flowermate V5 Nano 190度>
まったく生臭くない。
良い香り。さすが天然で良いコケ食ってる鮎は違う。
若葉のような香りが幾分かあり、そこに新鮮な・・今ならサンマなんかをグリルで焼いた時の、夕飯のあの香りがします。
どうしよう、美味しい香りと爽やかさと、旨味がちゃんとフレーバーに乗って、嫌な感じが全くしない。
たまーに鮭フレークの瓶を開けた時のような強烈な美味しい腹の減る喫味が出る。
2セッション吸ってしまった、普通にお茶漬け食いたくなってきた。
困惑して、「普通に吸っても美味しかった」と弟に伝えたら、
「じゃあ来年は香りの元になるコケを食べた、鮎の腸だけを集めて乾燥させて吸おうか。ジャコウネココーヒーみたいな発見があるかもしれない」
乗り気である。
動物性の乾物については、ターゲットをよく限定して吸えばアリだと分かりました。しかし、このレビューを参考にして鮎を吸う人は皆無だと思います。
この記事でヴェポライザーの可能性の一端が垣間見えたとしたら、幸いです。
(ということで、ジャーキーはず〜〜〜っと後に、気が向いたらということで許してください、干し椎茸は近日中にやると思います)
記 2018/10/21