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<第九十三弾>
Ploom(by JT)(生産終了機です)
Ploomというと世の中では「あぁ、Ploomtechね。Ploom SとかPloomtech+とか色々出してるよね」という認識でしょうが、今回レビューしているのは「Ploom(初代)」と呼ばれるものです。
PloomはJTから2013年12月に発売され、実は国内加熱式タバコのはしりと認識されているものです。
iQOSが(か細い記憶だと)2014年ごろに名古屋で限定販売されてそれを入手していたので、それよりも先にPloomは世の中に産声をあげていたことになります。
Ploomは2016年の12月31日に完全に生産・出荷終了となってしまいPloomtechに移行したので、Ploomの寿命は3年近くという短いものでしたが、ネットの海を漂うと意外と隠れた名機だったのでは?と感じられることが多かったので、今回状態のいいものを確保しレビューしてみる次第になります。
そもそもの話「Ploomってなんじゃ?PAX by Ploomとかとの関係は?」
みたいな話は
ここにまとめてあります。
[結論先取り このレビューに書かれていること]
・既に入手は困難です
・ポッドを使う限りでは、iQOSとトントン、glo未満
・ヒートアップに非常に時間がかかる(イライラ)
・15分経っても自動offにならないので、飽きたら手動off
・シャグ詰めての感想は次回記事に
[外観]
本体、専用ケース、チャージャー、ポッドから構成されます。充電はクレードルに挿して充電します。
カラフルなオシャレを感じます。この専用ポッドも過去の遺物なので非常に入手しづらい。
各種ポッドカラーにはJTの人気銘柄が含まれます。
各ポッドの使用シチュエーションとか。
運良くマウスピースも新品で入手することができました。
未開封の袋には2個のマウスピースが含まれます。
本体、プラスチック製であっさりとした作り。
電源ボタン長押しで、光って加熱。
お尻に接触式の充電ポート、素直にMicroUSBにしとけば汎用性高まったんですけどね。
チャンバーはポッド専用のステンレスチャンバーで、エアフローとかも確認できない。
マウスピースの本体に接続する側が尖った突起になっていて、これでポッドのフィルムを突き破る。じゃあ、ポッド見ていきましょう。
右が未開封ポッドで、左がうまいことフィルムだけを剥がしたポッド。
マウスピースの尖りでポッドのフィルターを穿通させて、これを本体に差し込み加熱させる。
少しポッドの中身も気になったので確認したのですが
粘土状のタバコペーストをポッドの中に封入しているようです、面白い作りだ。
[性能]
既に情報が少なく、性能シートのようなものは手に入りません。機種を触りながら分かる範囲で記しますと
・電源ボタン長押しでインジケーターが点滅、加温スタート
・起動中に電源ボタン長押しでoff
・加温しインジケーターの点滅が点灯に変わるのに約90秒
・点灯するまでまともな喫味は生まれません
・点灯してしばらくは弱い喫味が続くのですが、3分を超えたあたりから(それまでと比べて)しっかりとした喫味がダラダラ
・7分過ぎたぐらいで喫味はかなり減弱、スカスカに
・1セッション(加熱開始からオートオフまで)が・・・
15分経っても消えない。手動offかこれ?
(7分以上セッションを続ける価値はないと思います)
[喫味]
ポッドによって多少の喫味の違いはありますが、ザックリ言えばgloとトントン、iQOSより不味い、ヒートアップに時間かかる分Ploomよりはgloを好んで使っちゃいそうという感じです
[メンテナンス、使い勝手]
ポッドを使う限りでは、メンテナンスはマウスピースのみで良さそうです。ニコ汁もさほど付着しないですし、プラスチックですから丸洗いが可能です。チャンバーも、5ポッド吸う限りではまったく汚れは見られません
問題はシャグを使った場合ですが、これは次の記事に任せるとして・・・
[さいごに]
この記事ではPloomの本領はまだ発揮されていません。過去ウェブ上に転がっているPloomに関するネタは「シャグを詰めてどうなのか」というところにフォーカスが当てられています。
次の記事では実際にPloomにシャグを詰めて試してみたいと思います。
記 2020/3/11