詳細についてははじめにをご一読ください。
ストレス性高血圧からニコクラを頻発するようになり、真剣にタバコ葉以外を吸い始めたうまおじでございます。
-- パッションフラワー(チャボトケイソウ) --
トケイソウ科トケイソウ属(Passiflora)に含まれるチャボトケイソウ(Passiflora incarnata)になります。
時計草(トケイソウ)の名の由来は、花の中央にある3つに分裂した雄しべがそれぞれ「長針・短針・秒針」に見えるからだそうで、
画像を見るとあぁ、なるほどなぁと思います(出展:Wikipedia,トケイソウ,Author:Kuriboさん)
学名に一貫して「Passioflora;パッションフラワー」の名が冠せられていますが、「やったぜ情熱ムキムキ」という訳ではなく、キリストが受難の時にかぶっていたイバラの冠に似ていたことからこの名がついたそうです。
今回吸おうとしているパッションフラワーですが、精神安定効果や抗ストレス、降圧、動脈硬化の予防など様々に効果があるとされ、情緒不安定かつストレス過多かつ高血圧の自分にはもってこいのハーブであるといえます。
逆に副作用ですが、高濃度摂取で「精神錯乱」、「強烈な眠気」、「子宮収縮による妊娠期トラブル」などが挙げられています。精神不安定でパッションフラワー吸って精神錯乱したらヤバイですね。気をつけねば。
ラベルには
パッションフラワー(チャボトケイソウ)
「欧米で古くから「植物性の精神安定剤」として知られているハーブで不安や緊張した心を解きほぐし、リラックスさせてくれます。なかなか寝付けない時や、ぐっすりと眠れない時に飲むと良いでしょう。」とあります。
精神安定効果がアピールされています。
グラインダーかける前。ツルやらなんやらゴチャゴチャ。茎とか入ってんなこれ。
グラインダーかけた後、見かけあんまり変わらないって?包容力のあるFlowermate V5Nanoがなんとかしてくれるはずです。
いっちゃえいっちゃえ。
[喫味]
<Flowermate V5 Nano 190度>
加温間もない初期は若干の青臭さを感じますが、苦みや渋さはほとんど感じません。
加熱がしっかりなされてからも、わずかな旨味と香ばしさを感じるのみで、系統的には「イネ科」(例えばメヒシバとか)の植物と同じような風味です。
よく言えば喫味を邪魔しない、悪く言えばアクセントがあまりない。
少し吸ってもたくさん吸ってもあまり印象に変わりはありませんでした。
すっごい今更の感想なんですが、タバコの葉っぱを乾燥させて刻んで吸おうぜって最初に考えた人って偉いというかすげぇって思います。
[さいごに]
良くも悪くも「若干の香ばしさと旨味を感じはするものの、他のフレーバーがない」という結論でした。
タイム(thyme)で大コケした後だったので、今度はかえって拍子抜けという感じですが、そういうのも「香草(など)レビュー」の面白さだと勝手に納得しています。
以上でした。
記 2020/3/16