詳細についてははじめにをご一読ください。
ストレス性高血圧からニコクラを頻発するようになり、真剣にタバコ葉以外を吸い始めたうまおじでございます。
-- カカオシェル(カカオ豆の外皮) --
カカオはご存知のチョコレートの原料の「カカオ」です。
カカオの学名はTheobroma cacao(テオブローマ・カカオ)、Wikipediaによると、「theos(神の)broma(食べ物)」に由来するようですが、カカオに含まれるアルカロイドのテオブロミンの名前はTheobromaに由来し、犬が食べると中毒になりますね。
神様の食べ物なのに。
個人的に「カカオ」と「ココア」と「チョコレート」の区別がよく分かってなかったのでザザッと書きますと、
カカオ:木の名前、実がなり、中に種子があって、種子はカカオ豆と呼ばれる
ココア:カカオ豆からチョコレートを作るまでの中間産物
(厳密にはカカオ豆を発酵、焙煎させて種皮と胚芽を取り除くと"カカオマス"ができ、そこからココアバターを減らしたものが"ココア"らしい)
チョコレート:前述カカオマスに色々くわえて工夫して作る最終産物
で、です。今回吸おうと思っているこの「カカオシェル」は、カカオの加工工程で生じる「発酵・焙煎させて種皮を取り除く」のその取り除かれたものですね。
カカオティーを飲むときに用いられますが、そのカカオティーには
・プロシアニジン(ポリフェノールのひとつ)
・カテキン
・セロトニン
まぁ大丈夫そうなやつばかりです。それぞれの効果は色々ありすぎるので調べてください。「カカオティーはノンカフェインなので素敵!」みたいな記載も見られました。
ラベルには
「カカオの外皮でチョコレートを想像する香りが特徴です。紅茶やハーブ等と合わせてチョコレートの香りを楽しむフレーバーティーとしておすすめ。リラックスしたいティータイムに。」
なるほど。チョコレートフレーバーがどう作用するのか楽しみです。
カカオシェル、なんつーか。ナイフで鉛筆削った後の削りカス?
グラインダー洗ったりがめんどいので、このまま吸います。
セロトニンよ、俺をハッピーにしてくれ。
[喫味]
<Flowermate V5 Nano 190度>
冗談でなく、加温が十分でない最初の頃は、かじった鉛筆の匂いがします、昔は青っパナたらした子供でした。
加温が十分回ると・・・
うーん?
フレーバーとしては、香ばしさ、ほんの少しの旨み、ほんの少しの甘みですが、期待していたチョコレートっぽさは全然ない。イネ科っすねジャンルとしては。
で、です。いったん吸ったカカオシェル捨ててから、よく蒸されたチャンバーの中に再びたっぷりとカカオシェルを入れて、再度加熱を始めたら、いきなり喫味が変わった。
駄菓子のチョコモナカを口に含んで、まだチョコレートの味が舌に達してない時のフレーバーです。すげぇ、そこはかとないチョコ感。
ただし美味いかというと微妙。2セッション目は概ね、終始してそんなフレーバーでした。
[さいごに]
かぼそい、ほのかなチョコフレーバーを味わうことはできましたが、
「さぁチョコだぞ!」という感じでは全然なくて、隣の部屋でココア飲んでる人がいて、その匂いがフワッと漂ってきた、よりも更に弱い感じです。
シャグの味付けにはかなり弱いかなという気がしますし、チョイスとかスタンレーとかのチョコフレーバーの方がチョコっぽい(?)喫味を出すんじゃないでしょうか。
ということで、面白くはあるのですがあまり実用的ではないなという感想でした。
以上になります。
記 2020/5/3